【d！】○○デレ短編集！【合作】

↓続き ページ17

tn「ほんまよう出来た秘書さんやな、Aは。」

「お褒めにいただき、光栄です。」

os「そんな外行きの喋り方しなくていいんやで？俺ら幼馴染やねんから。」

「今は地位的にはグルッペンとオスマンとトントンの方が高いんだから敬語使わないといけないでしょ。」

gr「まぁ、こういう会議に秘書を連れて行く奴なんてそうそういないけどな。」

「え！？そうなの！？」

tn「Aだから参加させてんねんで。」

「トントン…。」

os「よーっし！まだ食べてないカップケーキ食べに行こーっと！Aも来る？」

「いや、私グルッペンのアロマ焚かないと…。」

tn「じゃあ頑張ってな、行くわ。」

gr「あぁ。また後で。」

「うん、トントンも徹夜しない程度にね。」








また2人だけの空間になる。
少しの沈黙のあと、グルッペンが私の手を引いた。

「…ぇ…？」

gr「疲れた。一緒に寝よう。」

「別に…いいけど人きたらどうするの…？」

gr「鍵閉めておく。な？だから…。」

「はいはい、アロマ焚くから。」

gr「Aの香りで十分だ。」

「っ〜〜！！」

そんなこと言われると恥ずかしくなる。
かぁぁぁっと顔に熱が集まり、蒸発しそうになった。

gr「なぁ…だから…」

少しだけ一緒にいてくれ。

バリトンボイスが私の鼓膜を震わし、吐息が耳にかかる。
こうされたら最後。
首を縦に振る以外ない。

こういうところがずるいんだ。

まぁ、私の口はYesしか言わないけど。



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前の解説

夢主ちゃんは長い間行方不明になっていました。
彼氏であるオスマンは寂しくならないよう、そして甘党なので(？)
夢主ちゃんの等身大人形を砂糖で作ったということです。
あのケーキとかの上に乗ってるやつ。あれです。
だから紅茶の中に入れると甘くなり、キスをしたら砂糖の味がしたんです。

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