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ハッピーバースデー ページ6

生「あ、」



隠「お、Aさんこの前お疲れ様でした〜」



生「ちょ隠岐ぃ!!そんな馴れ馴れしく!!」



『あははっ!オッキーとイコさんもお疲れ様ー!!』



「「!」」



生「…」バタッ



隠「イコさん!?」





樫「!A先輩…!!こんにちは!!今度手合わせお願いします!」



『えっと…カシオ!!いーよー!また今度ね!!』




村「A。これからランク戦するけど一緒に来るか??」



影「斬ってやるよ」



『え〜私が斬る側じゃない??』



影「ンだと!?」



『でもごめん!私スミに帰って来いって言われてるから〜』





村「……最近、楽しそうだな。A」



影「あぁ??」



村「個人でランク戦やってる時は確かにずっと楽しそうだったけど…何か笑顔が増えた気がする」



影「……感情刺さってこなかったんだよ、アイツ」



村「うん」



影「…でも、最近は「楽しい」「嬉しい」みたいな柔いモンが刺さって来やがる。…うぜェ」



村「ははっ、良い事だな」







…こんなに人に話しかけられるようになるとは



…ねぇ、姉様。「そこ」から見てて私変わったと思う?



……変わったよね。自分でも思うもん



人をこんなに好きになれると思ってなかった



復讐の気持ちは絶対消えない。消えるはずもない



…だけど……今は、もう少しだけこのまま



『……ただいま〜』ギィッ



パァンッ!!!!『っ!?』



「「「「誕生日おめでとう/ございます!!」」」」



『……たん、じょうび…??』



辻「犬飼先輩から今日命日だって聞いて」



犬「…Aにとっては誕生日でもあるよね?」




「あの日」



大好きなみんなにお祝いされていた



キラキラで、楽しかった



……誕生日なんて




『…忘れてたなぁ……』



氷「これを肩から掛けてください」



『……プッ、何これ…!?本日の主役!?!誰が買ったの???!』



二「俺だ」



『あははははははっ!!!www本気で言ってる!?!wwwww』



犬「今日知ったからさ、担当振り分けたんだよ〜?今年一走ったな〜」



辻「まだ今年始まったばかりですよ」



氷「ケーキ、ロウソク立ててます!」



『え、これ何??このまま燃やすの?』



犬「知らないの!?息吹きかけて消すんだよ」



『玄界にはホント面白い風習があるよねぇ』



誕生日なんて「あの日」から祝われたこと無かったのに



『みんな、ありがとう!!』ニコッ



二宮隊に入れて良かった

どんな仲?→←命日



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作者名:マロココ | 作成日時:2021年8月12日 16時

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