人間観察少女 (ページ7)

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少女、6話目ページ7

Aside

真っ暗な部屋。兄と2人。
そんな真っ暗な部屋の中で兄はPCを触っている
そんな中僕は言い出す

A「ねぇお兄ちゃん。あの学校個性が豊かで池袋の人たちと変わりないよ！観察対象としてやりがいがある！」

僕が興奮気味で喋ると兄が振り向いて顔の距離を近づけた

臨也「A？落ち着こうね？じゃないと……こうなるよ？」

兄が唇と唇が触れるか触れないかぐらいの距離まで近づけた。
まぁ案の定こういうけど

A「はいはいわかったわかった。"臨也"やめて。シスコンやめて……あと観察結果いうから」

僕がそうつぶやくと兄はPCに向かい出した
記録を書くためだろう

A「けど2年だけねまだ。そのうちまとめるから。あと臨也が言った通り全員記録通り。えーと、明星スバル、あの子には人を惹きつけ＿＿＿＿＿＿最後に吉原あんず。彼女は自分自身では笑ってると思っているが僕の前では"笑わない"笑い声は棒読み、僕以外の人の前では笑うよ。なんだか僕と因縁を感じるよ臨也。ドキドキしてきた！」

僕がPCを見ようとしたら僕の黒髪ツーサイドアップの髪が臨也の手にまぁ腰まであるんだからつくよねw

臨也「もうそろそろAは寝てきたら？お兄ちゃんはまだ仕事があるからね」

A「はいはいお兄ちゃん、正直僕も眠たかったんだよね。じゃあGood night.」

英語で言って自分の部屋に戻り布団の中に入り
すぐに意識がとんだ

臨也side

臨也「Aはもう寝たかな？じゃないと吉原あんずは調べられないからねぇ」

俺はPCを使って吉原あんずについて調べる。
今までは軽くだったが彼女については深く調べなくてはならない。
Aの発言からして彼女はAのことを嫌っているようだ。

臨也「けど好きの反対はなんていうんだろうねぇ？」

出てきた出てきた。ん？この記事……あぁそういうことか。彼女からしたらあってはならなかったらしいけど……Aからしたら好都合っていうわけね。

臨也「A……やっと"あの子"に出会えたねぇ。小学校以来かァ。あの時はどちらに転ぶかだったけど今なら無傷で済むねぇ！俺とAはなんて幸せ者だろうか！」

俺は一人で笑っていた＿＿
Aはそのことを知っているようだ。
知らないふりで俺を惑わしたのかなぁ？
そんなものはどうでもいい。まずはねA、吉原あんず、いや＿＿＿＿に××しなきゃねぇ？
そうだろA？