人間観察少女 (ページ16)

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少女、15話目ページ16

次の日

海恋「ふふ、ここが夢ﾉ咲学院。アイドル科だけ隔離されているのね。まぁそりゃそうだけど＿＿。」

斎宮海恋＿＿＿＿斎宮宗の姉にあたる人が眼鏡を外しアイドル科の校舎を見てこういう

海恋「まってなさい天祥院英智！必ずあなたの心をボロボロにしてあげるわ！！」

折原Aの通学路

臨也「A〜♪途中まで一緒に行こうか！」

A「シズちゃん！僕は学校というものがあるからっ！お兄ちゃんだけ殴っていいよ！じゃあね！」

彼女はのうのうとそう呟き金髪バーテンダーが代わりに出る

静雄「イーザーヤーくーん？池袋には来んなって言ったよなぁ？」

臨也「げっ、シズちゃん。俺はこの完璧な妹と登校するからどいてよ」

静雄「んなもん知らねぇよ。とりあえずシズちゃんって呼ぶなノミ蟲！ぶっっ殺すノミ蟲いいぃい！」

夢ﾉ咲学院アイドル科校門

A「一歩でも前へ・・・・・！セーフ！」

よし！校門チェックも終わったしこのまま走って教室へ！！

A「ｳｵｵｵｵｱｱｱｱｱｱｯｯｯｯ!!!!!」

彼女はできるだけの力を足に込めて走り出した

短い時間で足を素早く回転させて＿＿

2-B教室

今日も騒がしい2-B。その中心にいるのが＿＿

嵐「それでねぇ！みかちゃん！あたしあれからユニット練習に励んでるのよぉ！」

みかと呼ばれた見慣れない男子が嵐に返事する

みか「そうなん！なるちゃんそれからそれから！」

関西弁で話す彼はオネェ口調の嵐に問いかける

嵐「そうねぇ？《ガンっ！！》ってあら？」

そしていきなりドアがあけられた。

A「おはようはぁはぁ、み、みかぁぁあ！！」

彼女は走り込みしてみかに抱きつく。

みか「A！来たで！！久しぶりやなぁ！Aも2-Bやったんやなぁ！」

A「うん！僕も会いたかったよ！！！」

そうして夢ﾉ咲学院は彼女という台風に飲まれ渦巻いていくのであった。