【鬼灯の冷徹】白澤「ねぇ、僕君の事好きみたい」貴方「私は嫌いです」

第三十六話 飲兵衛のこだわり ページ43

貴方「何言ってるんですか、貴方の所有地に天国名物の養老の滝があるじゃないですか」

白澤「じゃあAちゃん、そこ行って一緒に飲んで、遊んでくれる？」

貴方「死んでも嫌です」←

白澤「それに言ってもアレ大吟醸オンリーじゃん！もっと色んなのちょこっとずつ楽しみたい！」

桃太郎「女子かッ‼︎真の飲兵衛はひたすら清酒を仰ぐわッッ‼︎」

白澤「いいから！行こ！Aちゃんも！」

貴方「だから私は……まぁいいです。分かりましたよ」

白澤「よしっ！」




〜衆合地獄 飲み屋〜

「ガラッ」

扉を開ける白澤


するとそこには…



鬼灯「…………あ”？」←

鬼灯が座って酒を飲んでいた


店員「らっしゃいませ〜、三名様でよろしいですか〜」

店員と会話する間にどんどん黒いオーラを出す鬼灯


桃太郎「ケンカ上級者のメンチ切り!!!」←

白澤「…あ、胃潰瘍になったっぽい」

口から血を流し出す白澤

貴方「…白澤様だと認識して0.1秒位で威嚇してきましたね…」


閻魔「柄悪いなぁ鬼灯君…官吏が升片手に『あ？』なんて言うもんじゃないよ…てか手慣れた威嚇だな、また…」

鬼灯「失礼しました」

くびっと升に入った酒を飲む鬼灯

閻魔「ごめんね、無理に誘ったから機嫌が悪いんだ。ここ座んなよ」

白澤達に詫びる閻魔

白澤「(…下町の裏通りにこういう人よくいるよな……)」


白澤「…何でいるんだ…今日はもう最悪の日だ…ツイえない日だ…」←

桃太郎「アンタ吉兆の印だろ」←

貴方「心は元々悪霊ですよ」←


白澤「アハハー。Aちゃん、お酌してくれるー？////」

貴方「もう酔ってるんですか…」

白澤「ねぇ聞いてるー？お酌してよ////」

貴方「酒瓶で貴方の後頭部を殴るんで良いのでしたらやりますよ」←

白澤「全然違うよね！お酌と酒瓶で殴るって⁉︎」

貴方「冗談ですよ。驚かせたら酔いが冷めると思いまして…」←

白澤「冷まし方が怖いよ‼︎」

貴方「はいはい、すみませんでした…お酒、注ぎますよ」

白澤「あ…ありがとね＾＾」

トクトク…っと音が周りの騒ぐ声と混ざり合った

貴方「桃太郎さん、鍋代わりますよ。ゆっくり飲んでて下さい」

桃太郎「いや悪いっすよ…Aさんこそ全然飲んでないじゃないですか」

貴方「いえ…私は…」

桃太郎「いいですから、毎日お世話になってますし」

貴方「…そうですか…有難くそのお気持ち頂きます」

桃太郎「はい＾＾」


字数…

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