【鬼灯の冷徹】白澤「ねぇ、僕君の事好きみたい」貴方「私は嫌いです」

第三十五話 欲から生まれる進歩 ページ42

〜翌日〜

貴方「…」

皿を洗うA

貴方「桃太郎さん、コレを拭いて下さい」

桃太郎「あ、はーい」

洗った皿を拭く桃太郎


『オェェェ』

『我不喝…我以後不喝酒…清原涼我…我不喝…我不喝…』

(私はもう飲みません、お許しください。飲みません、飲みません…)

トイレで気持ちの悪い音が聞こえた

桃太郎「また懲りずに飲んでましたね…」

貴方「自業自得ですけどね…」

桃太郎「昨日は紹興酒と養命酒をチャンポンしてました。養命してないよね」

貴方「しなくて良いです」←

「ガチャッ」

トイレから出て来た白澤


白澤「ちょっ…桃タロー君、Aちゃん…黄連湯作って…」

※ちなみにこの前書いた五苓散はお酒を飲む前に飲むものです。


桃太郎「ここ人、日頃の不摂生が原因で薬に詳しくなったんじゃ…」

白澤「違う…毎晩女の子と遊んでたら体力もたなくて元気になる薬作りまくってたら別件で色々出来た」←

桃太郎「最低だ、この男」←

貴方「元々コイツは最低です」←

白澤「進歩ってのは欲から生まれるんだよ…パソコンだって仕事目的よりエ●画像見たさで始めた方がはるかに上達が早いだろ？」

桃太郎「へぇー…」

貴方「そうですね。私も貴方を懲らしめたさに護身術や格闘技を身に付けました」←

白澤「あ、だから最近凄く強くなったんだ」←

貴方「あと、さっき白澤様の部屋から女狐さんが出て行きましたよ」

白澤「あそう…え？帰った？番号聞き忘れちゃった…」

冷凍庫からアイスノソを出し、頭に乗っけて椅子に横たわる白澤

白澤「Aちゃん、桃タロー君、今日は休もう…」

桃太郎「あの…何なんスか？その桃タローって…」

白澤「いいじゃない、桃(タオ)は中国語で桃ね。タローは日本ぽいから好きなの、僕。シロちゃんもシローの方がいいよ」←

桃太郎「俺が長男でシロが四男⁉︎」←

貴方「全く…これじゃあ鬼灯さんにとやかく言われても言い返せないですよ…」

白澤「アイツは鬼だよ？ウワバミだよ」

桃太郎「じゃあ一つ負けてますね」

貴方「一つどころじゃありませんけどね…」←

白澤「(ピクッ)、まだイケるよ！迎え酒だァ！」

桃太郎「ハァ⁉︎」

白澤「衆合地獄まで飲みに行く‼︎」


字数…

第三十六話 飲兵衛のこだわり→←第三十四話 その黒いオーラは恐怖となり

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