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手紙の人物をイギリスに連れ帰るため、先程の少年、シエルとその執事、セバスチャンは、前の遊郭にたどり着いた。
「セバスチャン、ここは一体……」
「花街でございます。坊っちゃんにはまだ早すぎましたかね?」
坊っちゃん、とは言っているものの、小馬鹿にしたような表情のセバスチャンは、拗ねたシエルの命によりAを探し始めた。
時おり、
「異人さんだ……」
「外人さん……」
などという声が聞こえる。島国の国民であり、他国民に積極的ではない日本人にとって、外国人とはやはり珍しいものなのだろう。チラチラとこちらをを見ていたり、目を丸くしている人もいる。
そんな中、セバスチャンは日本語で適当な客引き連中に声を掛けた。
「すみません、A様という方にお心当たりはございませんか?……そうですか、ありがとうございます」
いきなり、当たりだった。どうやら彼女は、この街のみならず、広範囲に知れた遊女らしい。いわゆる、有名人らしい。
その事をシエルに伝え、彼らは客引きの言っていた店に足を運んだ。
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竜ヶ峰臨也 - 更新早く更新早く更新早く更新早く更新早k(殴((ごほん、早く更新して下さい。じゃないとどうなるか…(^言^) (2016年4月12日 21時) (レス) id: 34afe9b471 (このIDを非表示/違反報告)
桐島册奈(プロフ) - ありがとうございます!待っておられましたか……!() 更新頑張りますー! (2016年1月5日 9時) (レス) id: 8bc6b98151 (このIDを非表示/違反報告)
リンドウ(プロフ) - 黒執事is花魁!!このような作品待ってました((キリッ更新頑張って下さい(*´ω`*) (2016年1月5日 3時) (レス) id: 0b7fa14454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桐島册奈 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年12月7日 13時