足の不自由な遊女の私と貴方との恋物語(銀魂)

四の夜 ページ5

数分してから、私の部屋に、銀色様が来た

後ろには

あ)月詠さん?!

月)久しぶりじゃな

私の警備を担当している月詠さんがいた

私の事を、追い掛けてくる男達を、追い払ってくれてる

まだ晋助様の事は気づかれていない

月)A、今日は、主にこの馬鹿の相手をしてほしいんじゃ

あ)このお方の？

月)あぁ、Aにもまだ接客はできるはずじゃ

私にも、まだできる…

あ)わかりました、銀色様

銀)銀時だ、坂田銀時

あ)坂田銀時様

私は、座り方を、正座にして

あ)この星空太夫、Aが、今日お付き合いさせてもらいます

そう言った

銀)宜しくな

死んだ魚のような目をしていたのに、坂田銀時様は、にかっと笑った

月)銀時、くれぐれも無理はさせぬではないぞ

月詠さんは、部屋から出た


二人だけの部屋

晋助様と居たとき以来だ

私は、お酒を注いでいった

坂田銀時様は、晋助様に似てる

そう思うと、私から笑顔が出た

それを見た坂田銀時様は、くすっと笑った

銀)なに笑ってるんだよ

あ)いいえ、坂田銀時様と似てる人と、知り合いなので、似てるなぁと思いまして

銀)フルネームやめろよ、銀時で良い

あ)わかりました、銀時様

銀)誰と似てるんだ？

あ)え…

銀)もしかしたら、俺の知ってるやつかも、ってね

あ)名前は…

待って

晋助様は、鬼兵隊の人

バレてしまう

あ)名前は…言えません

銀)そうか、まぁ良い

銀時様と、たくさんしゃべったりした

とても楽しい

昔みたいに接客してる

とても嬉しい

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