足の不自由な遊女の私と貴方との恋物語(銀魂)

十の夜 ページ11

その頃



シャンシャンシャンシャシャシャン

ﾃｭﾝ…ﾃｭﾝﾃｭﾝﾃｭﾝ…ﾃｭﾝﾃｭﾝﾃｭﾝ

あ)…♪

とても楽しい

琴を引きながら、自分の指を見た


晋助様との約束の印

嬉しくてしょうがない

そしたら



ｶﾞﾗｯ

あ)え?!

高)?!


銀)高杉!?

高)銀時!?

あ)銀時様…

行きなり銀時様が入ってきた

銀)何でお前が…

高)…

あ)銀時様！晋助様は私のt

高)A

あ)晋助様…

高)銀時、俺は、Aの恋人だ

銀)はぁ〜？

あ)////

高)俺は一応百花の奴らに見つかったら厄介だ。だから、こんな風に会ってる…別に俺を斬ろうが突きだそうがどうにでもいい…だけどよぉ…Aは、俺の手で守る約束なんだ


銀時は、高杉とAの指を見たら

銀)心中立て…

あ)銀時様、晋助様を連れていかないで下さい!何もできない私のためにここまで来て貰ってるんです、晋助様は悪くありません。

銀)A…俺は秘密ごとなんざ守れるかわかりゃしねぇよ…それでも良いなら、おい、高杉

高)…

銀)一応言わないでやる

高)銀時…

銀)俺には、女と男の間にはいるなんざ、そんな奴じゃねぇよ

あ)銀時様…

銀時は、背中を向けて

銀)まぁせいぜいうまくやれよな

と言って去っていった




高)銀時…

あ)晋助様〜

私は必死に歩いて

ｷﾞｭｯ

高)A?

あ)よかった…よかったです…

高)…そうだな…銀時に借り出来ちまったじゃねぇか

あ)ｸﾞｽﾞｯ…ｸﾞｽﾞｯ

高)ｸｸｸ…Aってそんな泣き虫だったかぁ？

あ)すみません…ｸﾞｽﾞｯ…ｸﾞｽﾞｯ…


私はその夜


優しく晋助様に頭を撫でてもらいました

十一の夜→←九の夜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す