【銀魂】 銀さんは私の嫁以外の何者でもないから。←

病み病み ページ30

＿ここはどこ、私は誰。




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なーんて考えられるくらいだから私は無事だったらしい。


真っ白な病室。
誰が救急車を呼んだのだろう。

近所の佐藤さんかな？
いや、田中さん？




まぁ分かってんだけどね。




私に分からないことはないのだから。
はっはっは。




何か厨二病患者みたいだな。




.




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病室のドアの方に寄りかかって寝ている彼。


そこに居たら邪魔だろ、オイ。
まぁ……あの扉を開けて私を見舞いにくる人なんて居ないからいいのか。




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晋助も私のことを愛してなかった。


私は道具。
あの人の欲を晴らす道具。


利用されていただけなのだ。




私だって恋はしたかった。
でも出来なかった。

あの人を無理やりにでも愛さなければいけない。
晋助が私のことを愛してないということを知っておきながら愛さなければいけない。




そして愛しい人からの命令はこうだった。




＿銀時に惚れたフリをして殺せ。




すいません、銀さん。

だけど楽しかった。
フリだったけど……本当に恋をしているみたいだった。




裏切り者には死を。




一番の裏切り者の私。

私が死ねば全部上手く収まったはずなのに私はまだ生きている。




駄目だよ。

私なんかが生きてちゃ。




私に生きる価値なんて＿




.




ふとドアの前で寝てる彼の木刀に目が行く。




あれはかなり硬いはず。




ゆっくりとまだ痛む体を起こしてそっと木刀を抜き出し構える。




＿今度こそ、

主人公が自分を見失ったようです→←意味がわからなくなってきたよ。←

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