仕事？ 銀さんを愛することが私の仕事ですから ページ11
何か違和感がある。
アイツはいつもと変わらなかった。いつも通りだった。
なのにこの胸につっかえてるものは何だろうか。
このもやもやが気になれば自然と俺はアイツを追いかけていた。
.
.
.
銀「…待て………ッ」
貴「銀さん…？ え、告白？ えと…録音機は………。」
銀「真面目に話せ。」
貴「ま、真面目に告白！？」
銀「………。」
.
変わらない。
何も変わっちゃいない。
なのにまだこのモヤモヤは晴れない。
.
銀「お前、今からどこに行くんだ？」
貴「お仕事。」
銀「仕事って…何の？」
.
.
.
.
貴「＿＿銀さんには関係ないです。」
.
そういった彼女の顔は普段とは違い
寂しそうな悲しそうな切なそうな、何ともいえない表情だった。
.
.
.
貴「じゃあ、そろそろ時間なんで。」
.
そう言って俺の目の前から消える彼女。
その腕を自然に掴んでる自分がいて
人には言えないことが何個もあるのを知りながら
彼女のプライベートを捜索する自分がとても愚かだと思った。
.
.
貴「…離して下さい。」
銀「…………。」
貴「これは、やっぱり告白ですか？
私、今日録音機持ってないんで後日にしてもらえると嬉しいです。」
銀「俺に…言えねーことなのか？」
.
無言で頷く彼女。
.
銀「……悪かったな。」
.
.
俺は遠ざかっていく彼女の後ろ姿をただただ眺めることしか出来なかった。
今日は銀さんに会えなかったので今から一時間泣こうと思います→←銀さんにだったら殺されてもいいです
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
汐乃(プロフ) - 黒夜さん» ……あ、漢字間違ってたな。生ききれないって…なんか死亡フラグ立ってｒ(( (2013年2月18日 16時) (
レス) id: 96674aac2f (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - 息だろ？ (2013年2月18日 11時) (レス) id: 9e2bb02046 (このIDを非表示/違反報告)
汐乃(プロフ) - 黒夜さん» ほんとあの人よく生ききれないよね。← ちょい尊敬するわ((( (2013年2月16日 4時) (レス) id: 96674aac2f (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - 汐乃さん» ま、心配ないさァーーーーーーーー…… (※息切れ← 大西ライオン風に (2013年2月11日 22時) (携帯から) (レス) id: f3f133ef6b (このIDを非表示/違反報告)
汐乃(プロフ) - 抹茶マカロンさん» アホ毛ひっぱって終わるだなんて……。羨ましい。((え← ありがとねーっ (2013年2月11日 2時) (レス) id: 96674aac2f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：汐乃 | 作成日時：2012年10月7日 15時
