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不思議な世界・参拾伍 ページ8

黒子side


桃井「うわぁ…綺麗!!」


黄瀬「こんなとこあったんスね…」









ハクさんを先頭に歩いている僕ら。


その途中で、たくさんの花が満開の園を通る。









紫原「…前来たとき、こんなの無かった」


ハク「お前らが通ったのは裏庭だからね」


赤司「そうなのか…」









しばらくすると、何やら大きな小屋の前へと着いた。


そこからは、ブヒブヒ等と言う声が聞こえる。


…この声は。









黒子「豚…ですか?」


ハク「!!よく分かったな…あそこでは家畜である豚を飼っているんだ。


…無論、お前らもあの料理を食べたらあそこに行っていただろうな」


青峰「お、俺らが豚に…」


緑間「それだけはごめんなのだよ!!」


ハク「だからあの時(人1)が止めたんだろう…」









そうか。


あの時(人1)さんが止めなければ、僕達はあの料理を食べて豚になっていたかもしれない。


そう思うと、心底安心した。









…ふと、気になる事があった。









黒子「…ハクさん、」



ハク「?なんだ、テツ」


黒子「カイさんは…何で此処にいるんですか?


もしかして、カイさんも元々は僕らと同じだったんじゃ…」


ハク「…私が話していいものじゃ…」


黒子「お願いします。少しでも知りたいんです」









そうお辞儀をした。


桃井さんはなんのことかと頭に?を浮かべ、他の皆さんはあの事か、と口々に発した。


それを聞いて諦めたのか、ハクさんは静かに話し始めた。









ハク「…実は、カイの親は…









今彼処にいるんだ」









そう言って指を指したのは、さっきの豚小屋だった。

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breakcat(プロフ) - 更新楽しみにしてます!! (2015年3月31日 23時) (レス) id: 74949acb5c (このIDを非表示/違反報告)
黄瀬犬 - 私は関東にいたので東北ほど揺れは感じませんでしたが、とても怖く、悲しい思いをしました。大人になっても自分の子供に伝えていきたいですね。 (2015年3月15日 12時) (レス) id: 6581bd284d (このIDを非表示/違反報告)
巫命(プロフ) - あの日から四年ですね。色々あったと思いますが、これからも頑張ってください。私もあの日の事は一生忘れません。 (2015年3月12日 1時) (レス) id: 9f5c4c2725 (このIDを非表示/違反報告)
さにす(プロフ) - ロリコンww (2015年3月10日 21時) (レス) id: cb1db04eb9 (このIDを非表示/違反報告)
トルフィン(プロフ) - あ、すみません。ありました (2015年3月7日 23時) (レス) id: 66c7623574 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:¢.氷室のん゜ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/memoly029/  
作成日時:2015年1月25日 15時

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