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不思議な世界・捌拾漆 ページ29

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あれから、数年の月日が経った。


僕らは、高校一年生のWCを通じて、再び仲間に戻ることができた。


そんな今日は、久しぶりに七人で集まる日。









「それにしてもテツの奴遅いな…」


「あの、僕なら此処にいます」


「うわっ!?黒子っちいたんスか!?」


「お前ら気づいていなかったのか…」


「テツ君!久しぶりー!!」


「黒ちんじゃ〜ん」


「揃ったね。それじゃあ行こうか」









赤司君の言葉で、僕らは歩き出した。


___その瞬間。









ドンッ!!









「…っわ、」


「きゃっ!ご、ごめんなさい!」


「ちょ、大丈夫ッスか?」









誰かとぶつかってしまった。


声的に、女の子のようだ。









「あの…すみません、大丈夫ですか?」


「は、はい!ごめんなさい、私急いでいて…」


「おいお前、何してんだよ…」









後ろから男の人がやって来た。


僕らは、その人達を見て驚いた。









紺色の髪に、緑色の瞳。


黒髪に、オレンジ色の瞳。









あの時よりは成長していたけれど、


間違いなく、彼らだった。









「あの…貴方達の名前は?」









不意にそんなことを聞いていた。


二人は首を傾げながらも、答えてくれた。









「高神戒。んでこっちが妹の…」


「高神小夜です!」


「そうですか…その花、綺麗ですね」









彼女の手には、綺麗な花の束が握られていた。









「これですか?(人1)って言うんですよ!」









___…あぁ、また会えましたね。


…完…。

あとがき。→←不思議な世界・捌拾陸



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美桜 - 少しさっぱりしていましたが、とても面白かったです。黒バスメインでしたね。夢主ちゃんとハク君がくっつくのに少し期待していましたが(笑)お疲れさまでした。 (2017年1月23日 22時) (レス) id: 7a0b0fb690 (このIDを非表示/違反報告)
月乃 - いい終わり方でした。めっちゃ感動しました。 (2016年10月12日 13時) (レス) id: 0aa7373be7 (このIDを非表示/違反報告)
はっぱ(プロフ) - とても面白かったです!!8月の最後に読んだのでなんかしんみりしました。最後の黒子君の言葉が好きです!! (2015年8月30日 21時) (レス) id: b1176b85e0 (このIDを非表示/違反報告)
厨二乙(プロフ) - 完結おめでとうございます!!楽し読ませていただきました! (2015年8月15日 11時) (レス) id: a105ecbf82 (このIDを非表示/違反報告)
木葉(コノハ) - おもしろかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!いきなりすいませんでしたぁぁぁ!!!!! (2015年8月14日 23時) (レス) id: 4a05d55e9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:¢.氷室のん゜ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/memoly029/  
作成日時:2015年4月18日 14時

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