検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:108,244 hit

57話 ページ8

俺は今どこにいるんだろう。
組織の壊滅作戦を決行して、確かFBIのやつを助けるために…。
俺は死んでしまったのか?
FBIを助けるなんて俺もヤキが回ったな。
A…。あいつは大丈夫だろうか。
冷たく突き放したんだ。きっと大丈夫だろう。
なのにどうしてだろう、時々Aの声が聞こえてくるんだ。
暗闇を歩き続けていると扉があった。
俺はその扉を開いた。

?「お!ゼロ!やっときたな!」

降「ヒロ⁉松田に、萩原、伊達も⁉どうしてここに?」

松「それは俺がお前に聞きてぇよ。A残して何こっちに来たんだよ」

諸「そうだぞゼロ!ダメじゃないか!」

萩「全く降谷はダメ男だなぁ。Aが悲しんでるぞ?」

伊「まぁまぁお前ら落ち着けよ。降谷も混乱してんだろ?」

どうやらここは死と生の世界の境らしい。

降「俺、もうこれ以上生きていなくてもいいんだ。Aのことも突き放したし。お前らといるのも悪くない」

松「俺は嫌だね、降谷と一緒にいるなんて」

降「んだと、松田」

諸「ゼロ、お前はまだこっちに来るべきじゃないよ。Aはお前と一緒にいたいと今でも思ってる。1人にしないで欲しいって泣いてるよ。Aにはゼロ、お前が必要なんだ」

松「だからここにはテメェらがじじぃはばぁになった時に来い」

萩「その時は歓迎するよ」

伊「だからそれまでこっちには絶対くんじゃねーからな!」

その途端真っ暗な光に一瞬飲み込まれた。
そして明るい光に変わった。
あれは…?
あぁ、戻ってきたんだな、俺。
病院の天井が目に入った。

58話→←56話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (81 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
461人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カリリン - とても、キュンときます!零君がかっこいいです!おもしろいです! (2022年6月22日 22時) (レス) id: 4ee7069584 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 続きが気になります。お願いします。 (2022年6月22日 22時) (レス) @page30 id: 4ee7069584 (このIDを非表示/違反報告)
Mal(プロフ) - #Marisaさん、ありがとうございます!私の勝手な都合で更新がまばらになってしまっていて本当に申し訳ないです(;ω;)応援いただきありがとうございます!!!本当に怖いですからね…。皆さんもお気をつけてお過ごしください…。 (2020年4月17日 9時) (レス) id: 760fe6071b (このIDを非表示/違反報告)
#Marisa - このお話好きです!!面白いのに時々キュンってきたりして、予測不能で!!更新楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!!体調には気をつけて…本当に怖いですからね… (2020年4月12日 21時) (レス) id: 12856f7fd8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Mal | 作成日時:2020年1月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。