公安のエースカップル２【降谷零】

５８話 ページ9

日本側で捕らえた幹部たちもインターポールに連れて行かれてしまった。
まぁ致し方ないだろう。
零の机にあった潜入に関する書類以外全て終わらせた。
私のデスクの書類もみんなが手伝ってくれたおかげで早く終わった。

風「星宮さん！降谷さんが、意識を取り戻したそうです！」

『本当に⁉』

私たちは急いで病院に向かった
病室に着くとみんな零に一言かけてすぐに出てしまった。
気を使ってくれたのだろう。

『れぃ…。』

降「A、悪かったな。心配かけて。」

『ほんとだよっ…！目を覚ましてくれてよかった。このまま、このまま起きなかったら、どうしようかと…！』

降「あいつらに会ったよ。相変わらず騒がしかったけど元気だった」

『あいつらってまさか』

降「そのまさかだ。ヒロから聞いた。赤井のこと。俺のせいだっt…」

『違う！零は何も悪くない！あんな組織があったからいけないの。だから自分を責めないで…。』

降「ありがとう。組織の壊滅も、Aのデータがなきゃ無理だった。ありがとな」

その後先生が来てくれて検査をした。
異常は見られず、特に後遺症が残ることもないだろうと言われ安心した。
傷口も塞がっているので明後日には退院出来るそうだ。
１週間眠り続けた彼はようやく目を覚ましてくれた。

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