公安のエースカップル２【降谷零】

７２話 ページ23

降「なぜ昨日言わなかった？」

はい、絶賛説教中です。
後ろからゴォォォって効果音がつきそうです。

『ご、ごめんなさい…。けど、なんか大変だったし、別にもうちょっとくらい負荷がかかっても大丈夫なのかと思って…』

降「馬鹿か！自分の身体のことなんだぞ⁉あんなに大怪我した足だぞ⁉大丈夫なわけないだろ！もう少し自分を大切にしろ！」

『ごめんなさい…。』

まさかこんなに怒られると思わなかった。
けど、こんなに心配してくれるなんて思ってなかった。

降「わ、悪い。俺も言いすぎたな…」

『あ、違う。あの、こんなに零が心配してくれるなんて思ってもみなくて…、』

降「これからはちゃんと言ってくれ。」

私が頷くと零はそっと抱きしめてくれた。
あったかくて心地良かった。
やっと組織が壊滅した。
けど、油断は出来ないよね。
私たち警察官だもんね

『ねー、零。私パンケーキ食べたいな。フワッフワのやつ』

降「いいぞ、作ってやる笑」

『楽しみ…！じゃあ起きよ！』

って言いながら勢いよく立ち上がろうとして足をついちゃった自分をぶん殴りたい。

『ぅっーーー⁉』

降「お、おい！」

『ぃ、たぁ』

降「A実は馬鹿だろ？」

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