わたしのあたらしいかぞく ページ9
左「――――んじゃ、俺らはちょっくら出かけてくるわ。Aと家族になる為にやんねぇといけねぇことあるしな」
銃「えぇ、私も名残惜しいですか行かなければ……また来ますねA」
なんだかさみしそうなさまときおにーちゃんとじゅーとおにーちゃんにほっぺにきすをされた。
(……えっと……こういうとき……―――――)
「……え、と……さまときおにーちゃん、じゅーとおにーちゃん…」
左・銃「「??」」
わたしがはなしかけたらふたりはふりかえってくれた。
やっぱりやさしいひとだ。
「……まってる、ね……いって、らっしゃい…」
りおーおにーちゃんのおひざにすわりながらちいさくおててをふった。
……おうちだと、いったことないけど…ようちえんのおともだちがやってたから…。
左・銃「「……はー……可愛い」」
「………??」
さまときおにーちゃんとじゅーとおにーちゃんはおててでかおをおさえるとおそらをみてた。
……おててのすきまからおそらみえるのかな……??
理「うむ、左馬刻と銃兎が幸せそうで何よりだ」
りおーおにーちゃんはわらいながらうなずいてた。
うれしそうだからいいかな…??
理「……A、A」
「……どうしたのりおーおにーちゃん…??」
さまときおにーちゃんとじゅーとおにーちゃんをみおくったあとに、りおーおにーちゃんとてんとにもどった。
けど、りおーおにーちゃんはわたしのことをだきしめておはなししてくれない。
わたしのこと、つよくだきしめてわたしのなまえをなんどもよんでる。
(……わたしがおうちにかえりたいっていって、びっくりしちゃったのかな??)
わたしはてをのばして、りおーおにーちゃんのあたまをそっとなでた。
理「……A……??」
「…あの、ね……わたしの、わたしのかぞくはおにーちゃんたちだよ。だから、もうおうちにはかえらないよ…??」
わたしがそういうと、りおーおにーちゃんはまたびっくりしたようにおめめをみひらいた。
(―――……えっと……おにーちゃんがいつもしてくれてるの……)
わたしはりおーおにーちゃんのおでこにそっときすをした。
いつもりおーおにーちゃんがしてくれる、わたしがあんしんするもの。
理「!!……っ…嗚呼……そうだな……」
りおーおにーちゃんはなきそうなかおをすると、またわたしをつよくだきしめた。
……ちょっとくるしいけど、けどなんだかあったかかった。
…おにーちゃん、ないてるのかな……??
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星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - のづさん» …気が合いますね…とりま親ころころしたい (2020年8月23日 1時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)
のづ - ぅぅぅぅぅぅ、好きです!、はい!!もぉぉぅ、ストーリーが私好み、、、更新楽しみにしてます! (2019年9月15日 0時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@黒 | 作成日時:2019年7月10日 10時