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おにーさんのいえ ページ3

「……んぅ………あさ……??」

いつのまにかねちゃった……あれ、ここどこ??

あたりをきょろきょろとしたらここはてんとのなかみたい。

いつのまにきゃんぷなんてしたのかな…??


?「嗚呼、おはようお姫様。ぐっすり眠っていたな」

てんとのでるところからきのうのおにーさんがはいってきたらわらってわたしのあたまをなでてくれた。

そっか、おにーさんのいえにいくっていったんだ。


「ここ、おにーさんのおうち??」

?「嗚呼、ここが小官の家だ。そうだ、昼食を食べようお姫様」

「ごはん??たべる」

ちいさくうなずくとおにーさんはやさしくわらってわたしをまたひょいともちあげた。


「おにーさんちからもち…」

?「そうだろうか??お姫様は軽すぎるぞ」

くびをかしげてわたしのあたまをなでるおにーさんのおててはあたたかい。

おとーさんとおかーさんは、こうやってなでてくれたことなんてなかった。


「………」

?「??……!?!?…ど、どうしたんだ??何処か痛いところでもあるのか??」

おめめからぽろぽろとなみだがこぼれてきた。

なきたいわけじゃないのに、おにーさんがびっくりしてる。


「…あの、ね…おにーさんの、おてて…っ……あたたかいの…っ」

?「……そうか、此処にいてくれるのならば、幾らでもこうしよう」

おにーさんはやさしくわらって、わたしのあたまをなでてくれた。

わたしがなきやむまで、こうしていてくれた。




「―――――………おにーさん、は…なんてよべばいい…??」

なきやんでからおにーさんのかおをみてくびをかしげる。


?「む…そうだな……では、小官のことは『理鶯』と」

「り、おー…おにーさん……??」

理「嗚呼、それでいい。さて、食事にしよう」


うれしそうにわらうりおーおにーさんにつれられて、いっしょにごはんをたべることになりました。


理「簡単なものしか出来なかったが…食べられるか??」

「うん、なんでもたべるよ。すききらいしたらおかーさんにたたかれる、から…」

理「…食べられるだけでいい、ゆっくり食べるといい。して、小官はお姫様のことを何と呼べばいいだろうか??」

りおーおにーさんがおにぎりをくれると、くびをかしげてわたしをみつめた。


「A、でいいよ??」

理「分かった。ではAゆっくり食べるといい」

りおーおにーさんはわたしのあたまをそっとなでてくれた。

りおーおにーさんのおててはあたたかくてやさしくてすき。

…おとーさんとはちがう。

小さな小さなお姫様→←小さなお姫様との出会い



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星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - のづさん» …気が合いますね…とりま親ころころしたい (2020年8月23日 1時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)
のづ - ぅぅぅぅぅぅ、好きです!、はい!!もぉぉぅ、ストーリーが私好み、、、更新楽しみにしてます! (2019年9月15日 0時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:@黒 | 作成日時:2019年7月10日 10時

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