ラッキースケベ:A組と ページ13
緑「あはは……それにしてもそんな個性があるなんてね……」
貴方「一応、本来の使い方とは大いに反してるがな、この個性」
緑「え、そうなの!?!?」
貴方「誤解が無い様に言うが、『ラッキースケベ』というのは俺が名付けた」
そう言えば、個性を解除し男に戻る。
爆・轟「「!?!?」」
貴方「この姿なら見覚えがあるだろ」
そう言いながら紅白少年とヤンキー少年を見る。
?「では……貴方の個性の本来の使い方というのは…??」
そっと手を挙げればポニーテールの女の子が近寄ってくる。
貴方「俺の個性なんて此処にいる生徒と比べたらつまらないものさ」
緑「き、聞かせて欲しいな…!!少し興味あるし……」
ふと視線を上げれば、A組の視線が俺に向く。
よく見れば担任の相澤先生も俺の方を見ていた。
貴方「本当につまらないんだけどな……」
麗「で、でもすっごく気になるよ!?!?」
?「寧ろラッキースケベが平然と有り得る個性ってなんだよ……」
首を傾げつつ、髪が黄色の少年が呟くのでそれに答えるように言う。
貴方「運命操作」
そう告げれば顔を上げる。
爆「……運命操作??」
訝しげな顔で俺を見つめるヤンキー少年。
貴方「そう、人やら物やら、この世界に存在するものを全部ひっくるめてその運命、つまりは未来を操作する個性。俺が操作した未来はどれだけ不可能な事柄でも必ずそんな形でも実行され現実になる。……簡単な例を挙げるとすれば此処に百個のサイコロがあって、俺がゾロ目になると思えば全部1になる」
そう言えばシーンとなる教室。
貴方「……言っただろ、対して凄い個性でもない」
緑・麗「「いやそれだいぶ凄いと思うよ!?!?」」
貴方「お世辞はいいぞ??…見ろ、ヤンキー君と紅白少年でさえくだらなすぎて驚いてる」
緑・麗「「そうじゃない!!」」
なら何で呆けた顔をしてるんだこの二人は……。
相「……お前…それで普通科なのか…??」
貴方「まずヒーロー科受けてないですし……あ、いや推薦は来てたような気が…」
爆・轟「「蹴ったんか!?!?/蹴ったのか…」」
ふと思い出しながら呟けば驚いたように俺を見る二人。
貴方「いや…確かラッキースケベが発動して校長が俺の胸を触ってセクハラが云々になってな、事情を解いたころには推薦は終わってた」
A組「「そんな馬鹿な!?!?」」
相「……今年、一人唯一推薦蹴った奴が居ると聞いてたが…お前か」
俺、噂になってたのか……凄いな俺←
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ゼロ(プロフ) - 談さん» あれ?またいる… (2019年10月13日 15時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
ちょこきゃらめる - うむ。ご馳走さまでござる( ˙-˙ ) (2018年12月23日 8時) (レス) id: 9446a19fb8 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯弔銀時晋介丁 - ありがとうございます人( ̄ω ̄)貴方は神だ。 (2018年7月30日 4時) (レス) id: 7bc9a154f5 (このIDを非表示/違反報告)
談 - 地面に頭擦り付けて歩かないといけない人が堂々と歩いてる姿勢尊敬します。 (2018年7月21日 2時) (レス) id: f1972ab3b6 (このIDを非表示/違反報告)
華 - 暇で幸せそうで何より (2018年7月21日 2時) (レス) id: 17d3fc92fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@黒 | 作成日時:2018年6月20日 0時