132話 過去篇 ページ19
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『ご飯食べに行こ。』
のそのそとベッドから起きようとする、が
ｼﾞﾝ「駄目だ。」
制止された
『？なんで？』
ｼﾞﾝ「お前はまだ安静にしてろ。」
『え、ご飯は？』
ｼﾞﾝ「俺がここまで持ってくる。」
『え、悪いよ、そんなの。』
ｼﾞﾝ「いいから。」
『うん...』
おそらく何度食い下がってもジンが折れることは無いのだろうと察する
だったらせめて...
『ありがとう、ジン。』
笑ってお礼を伝えた
「...。」
無言のまま頬を両手で包み込まれた
『ジン？』
ｼﾞﾝ「赤くなってるな。」
『え、さっきつねったから？』
ｼﾞﾝ「だろうな。」
『いや...。』
詫びることもなく淡々と告げるジンを白い目で見つめる
「...。」
『...。』
「...
フッ、悪かったよ。」
『笑ってる。』
「悪かった悪かった。」
笑いながら包み込んでいた頬を軽く撫で、部屋を後にするジン
ジンの後ろ姿を見ながら撫でられた自身の頬をさすり、思う
『(ジンの手、おっきいなぁ。)』
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数分後、二人分の食事を持って現れたジンから食事を受け取る
『ミートソース？』
ｼﾞﾝ「みたいだな。」
『ありがと。』
ｼﾞﾝ「ああ。」
どうやらジンも同じ部屋で食事をとるらしい
『ジンもここで食べるの？』
ｼﾞﾝ「悪いか？
つーかここ、俺のテントだしな。」
『え、ここジンの...
ん？テント？』
ジンの一言で一気に"？"が増える
ｼﾞﾝ「あー、Aは知らねぇのか。
そうだな、そろそろ説明するか。」
思い出したようにジンは言葉を紡ぎ始めた
どうやらジンは、今回チームを組んで遺跡の発掘を試みてるらしい
チームは大体14、15人らしく、ルッスーリアのように給仕や雑務専用の人もいるらしい
ｼﾞﾝ「まあ、採掘のために全力でサポートしてくれるやつらがいるから
このチームは上手く稼働してるってことだな。」
『...。』
ｼﾞﾝ「なんだよ？」
Aからの視線に気づいたのかやや不機嫌そうにするジン
『ううん。仲間思いなんだなーって。』
ｼﾞﾝ「うるせぇよ！」
くしゃくしゃと頭を撫でられた
『あー、髪の毛が！！』
ボサボサにされた髪を手で直しつつ、ジンに本当に聞きたかったことを問う
『 私の暗黒大陸行き認めてくれる？ 』
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ブルームーン(プロフ) - SCHALLさん» 勘違いしていました！！笑ご指摘、ありがとうございます！修正しておきます！更新、頑張ります！ (2021年1月12日 15時) (
レス) id: f025f828be (このIDを非表示/違反報告)
SCHALL(プロフ) - とても楽しく読まさせていただいています！あの…細かいことを言うようで申し訳ないですが、カイトが戦ったのはユピーではなく、ピトーだと思います！細かくてすみません…笑これからも頑張ってください！ (2021年1月12日 10時) (レス) id: 616289cb87 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - 華さん» ありがとうございます！更新が滞ることが多く、申し訳ないです...以前、頂いたメッセージもとても嬉しかったです。できるだけ早く更新できるよう頑張ります！ (2021年1月11日 13時) (レス) id: 13a6e7da1a (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 久々の更新でとてもとても嬉しいです！！！本当にこの作品大好きで。よく最初から読み返してます！！なのでほんと嬉しいです！涙 無理せず、頑張ってください！ (2021年1月11日 1時) (レス) id: aa479a5633 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - ねこねこさん» ありがとうございます！更新が不定期で申し訳ないです...本日新しい話を更新しましたのでまた楽しんでいただけたら幸いです！ (2021年1月10日 20時) (レス) id: 13a6e7da1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブルームーン | 作成日時：2019年10月26日 22時
