131話 過去篇 ページ18
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『え...？』
思ってもみなかった発言に耳を疑う
「だから、俺がジン=フリークスだっつってんだよ！」
『ほんとに？』
「ああ。」
『...。
ほんとにほんと？』
「だーかーらー、そう言ってんだろ！？」
痺れを切らしたように両頬を軽くつねられた
『い...いひゃい...』
つねることをやめないジンの手首をつかみ、痛みを訴えていると
「ジンー？ご飯の時間なんだけど...？」
部屋の出入り口からひょっこり顔を出した人物と目があった
『？？』
目があったその人物は
奇抜なトンガリモヒカンを黄色に染め上げ
サングラスをかけた容姿をしている
思わず言葉を失っていると
ｼﾞﾝ「ああ、ルッスーリア、今行く。」
ﾙｯｿ「あら！？目が覚めたのね？？」
少々ハイテンション気味に駆け寄って手をとられた
ﾙｯｿ「アタシ、ルッスーリア。
給仕を担当してるわ！」
いかつい出で立ちに加え、一人称の"アタシ"
強く握られた手に絶句する
ｼﾞﾝ「おい、Aが困ってんだろ。
手を離してやれ。」
『ジンもだよ。』
未だにほっぺをつねったままのジンを諭す
少々の沈黙のあと、ゆっくりと離されたジンの手を確認してから
握られていた"ルッスーリア"の手を握り返した
『私、Aっていいます。よろしくね？
えっと、ルッスーリア...さん？』
こてん、と首をかしげた動作にルッスーリアが息をはいた
ﾙｯｿ「か...かわいい。」
『？』
ﾙｯｿ「ルッソ、でいいわよ。
あと、敬語も使わなくていいし。
よろしくね、Aちゃん。」
優しく微笑むルッスーリアに軽く安堵した
『(ルッソ、良い人だ。)』
ｼﾞﾝ「おい。」
のけ者にされたことをよく思ってないのか不機嫌に割り込むジン
ﾙｯｿ「なによ？」
ｼﾞﾝ「お前、いいのか、
こんなところで油売って。」
ﾙｯｿ「あ！まだ全員に配膳できてないの！！」
思い出したようにパッと身をひるがえして出口まで駆けていくルッソ
「あ！」
扉のところまで来てこちらを振り返り笑って告げた
ﾙｯｿ「ジンも早く来なさいよ！
Aちゃんも！」
ｼﾞﾝ「はいはい。」
『うん！』
ばいばいと手を振るルッスーリアに笑って振り返す
『行っちゃったね。』
台風が過ぎ去った後、のような部屋にAの声が響いた
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ブルームーン(プロフ) - SCHALLさん» 勘違いしていました！！笑ご指摘、ありがとうございます！修正しておきます！更新、頑張ります！ (2021年1月12日 15時) (
レス) id: f025f828be (このIDを非表示/違反報告)
SCHALL(プロフ) - とても楽しく読まさせていただいています！あの…細かいことを言うようで申し訳ないですが、カイトが戦ったのはユピーではなく、ピトーだと思います！細かくてすみません…笑これからも頑張ってください！ (2021年1月12日 10時) (レス) id: 616289cb87 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - 華さん» ありがとうございます！更新が滞ることが多く、申し訳ないです...以前、頂いたメッセージもとても嬉しかったです。できるだけ早く更新できるよう頑張ります！ (2021年1月11日 13時) (レス) id: 13a6e7da1a (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 久々の更新でとてもとても嬉しいです！！！本当にこの作品大好きで。よく最初から読み返してます！！なのでほんと嬉しいです！涙 無理せず、頑張ってください！ (2021年1月11日 1時) (レス) id: aa479a5633 (このIDを非表示/違反報告)
ブルームーン(プロフ) - ねこねこさん» ありがとうございます！更新が不定期で申し訳ないです...本日新しい話を更新しましたのでまた楽しんでいただけたら幸いです！ (2021年1月10日 20時) (レス) id: 13a6e7da1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ブルームーン | 作成日時：2019年10月26日 22時
