あの私回復キャラじゃないんです【MHA】 (ページ7)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:1,602 hit

幹部キャラページ7

.

目の前のエンデヴァーさんの威圧に思わず肩を竦める。ボスキャラとまでは行かないけどかなり怖い、あ、あれだ。幹部キャラ並

「焦凍、やっとお前もその気になったか」

「…違ぇ」

目の前で繰り広げられる会話はまるで次元が違って。私本当にここに居ていいの？なんて思ったり。

「そういやお前」

ぼーっと二人を眺めていると急に視線がこっちに向く。ビックリしすぎて思わず息が止まるかと
No.2ヒーローの威圧すごい

「歳、幾つだ」

何かから逃れる様に私に話を振る。
幾つ、って…年齢答えなきゃいけないのか

『１５、ですけど…』

ぎこち無く答えると彼は目を見開いた。
驚いた様に

「同い歳じゃねぇか」

まさかの同い歳だった。
歳相応の性格をしていない彼を初見で中学生、それも同い歳なんて当てる事が出来るだろうか
答えはＮＯ。幾ら何でもハード過ぎる

『轟さ「焦凍でいい」 …焦凍さ「さんは要らねぇ」 ……しょう、と…はどこ中何ですか』

敬語もいらねぇ、そうボソリと呟いていたが流石にエンデヴァーさんが怖い。敬語だけは外せません

「…中学知ってどうすんだ？」

『気になっただけですよ』

嘘です話のネタがないのでネタを作ろうと思いましたごめんなさい
だって話すことないじゃん困ったよ

「…焦凍」

その時ずしり、と上から重い威圧を掛けられたような空気が辺りに充満した。
…焦凍、も驚いているのか目を見開いている
エンデヴァーさんが口を開く────────

「決めたぞ。この女を婚約者にしろ」

『…はっ？』

思わずそんな声が出てしまった。
エンデヴァーさんの顔が怖かったので取り敢えず焦凍の後ろに隠れておいた。怖い

「…婚約者なんて要らねぇって言ってんだろ。……クソ親父」

おにいさんも目が怖いですよ
本当に私場違い今すぐこの場から抜け出したい

「何故だ。個性もいいし顔もそれなりにいいだろう」

『おい待てそれなりってなんだそれなりって』

思わず突っ込んだが当の本人はガン無視。
ふざけんな誰がテメェの娘になるかコラ

初見でそれなりとか失礼な事いう人は嫌い
特に無理強いする人はもっと嫌いだ

「…時が来れば焦凍も個性婚の大切さに気付くだろう…おいそこの小娘」

『何でしょう』

警戒心MAXで彼に話しかけると本人はけろっとした様子で言った。

「雄英高校を受けろ」

『……は？』