あの私回復キャラじゃないんです【MHA】 (ページ8)

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救出キャラ - １ページ8

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『…ハハッ』

思わず乾いた笑みが零れた。
あれから約２ヶ月。私は今雄英高校の試験を受けている。…何でこうなった

「あっ、待って！！」

「退け！！」

様々な声が聞こえる。眠い、煩わしい
目の前には何十体ものロボット
……３Ｐ狙いで行こ。

『はァー……お注射の時間ですよ』

ポケットから取り出した注射器を瞬時に拡大化し３Ｐに向かって刺したり叩き付けたりする
するとロボットは動きを止め崩れ落ちたり潰れたりと。あ、勿論他の受験生は巻き込まない様に注意してますとも。危ないしね

『…ｯと、これ位でいいでしょ……』

ある程度３Ｐを潰し終わった所で注射器に乗っかり宙に浮く。どっからかチートかよ…！なんて声が聞こえるけどチートは私じゃありません。焦凍です

「こんなの聞いてねぇ！！」

『言ってないからな』

ロボットを自身を硬化しどんどん倒してく彼をのんびり眺める。うわあ、すっご。あんなんしたら超痛そ〜なんて考え乍。

その時、あることに気付いた
私が受けているのは雄英高校ヒーロー科
ヒーローは確かに敵(ヴィラン)を倒すものだが本当にそれだけだろうか？
ここの合格基準点は倒した的のPと言った。
……でもそれでは将来的に敵(ヴィラン)だけを倒し困っている人は助けない様なクソヒーローが出来上がるのでは？と。

『…まさか、合格には救出ポイントも必要？』

ぽたり、と私の頬から一筋の汗が滴り落ちた