炎耐性 ページ43
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紅丸「此処では力が全てだ!戦いたくねェてンなら
戦って其の意思見せやがれ!」
『否、矛盾し過ぎで草』
大丈夫?それ意味考えてみ?すんごい矛盾してるべ
そう言うと物凄い速さで蹴りが飛んできたので
咄嗟に腕でガードするも少し後ろに飛ばされる
あれ、なんかこれデジャビュ←
森羅君が私を呼ぶ声が聞こえたけどクソ痛ぇ…
『うわ、威力ヤバ…ガードした腕が捥げるかと思いました』
ニコ、と笑って腕を回す
森羅「Aさんが強いのは知ってましたけど…
新門大隊長と互角って…」
紅丸「チッ…コレでもかなり力を入れたんだがな…
生半可なモンじゃ入らねぇか…」
と最強さんは何かヤバそうな技を出そうとする最強さん
紅丸「居合手刀…七ノ型…日輪」
待って待って??私何回も言うけど炎耐性ないからね??
アンタの耳は飾りかコラァ、って巫山戯てる場合じゃねェわ
マジでヤベェよ今日命日かもしれんわ、
私絶対絶命!次回!A死すってか!?ハハハ、笑えねェわ←
顔も知らないお父さん、お母さん、そして姉様、首領
鏡花ちゃん、私は一足先に旅立ちます。骨は拾って下さいね←
そう心の中で南無阿弥陀仏を唱えていると
横から紺炉さんが入り、最強さんの腕を掴んで動きを止める
紅丸「莫迦野郎!何発火能力を使ってやがる!」
そう言った途端に至近距離にいた私にしか判らない
肉の焦げる匂い…拷問して焼く時にしか判らない匂いが
鼻の奥にツンと匂ってくる
この症状は確か“灰病”第三世代が発火能力を
限界以上まで使うことでなる病気、治療方法は
まだ見つかっていないという奇病…
紺炉「若、一旦第八の言い分も聞いてやったらどうですか…」
紺炉「…お前ら、若の見間違いってなら
その時何をしてた」
火縄「私と桜備大隊長は町の雑貨屋で
足りない資材を買い集めてました
マキ隊員にもその旨、伝えています」
マキ「はい、確かに」
『私は鏡花ちゃんと一緒にいました』
紅丸「は、鏡花と…?」
そう目を丸くする最強さんを見てコクコクと頷く
『修復作業を手伝った後に鏡花ちゃんと雑談してたんです』
森羅「俺もその時Aさんに会いました!」
そう言う森羅君にうんうんと頷く
森羅「でも、大隊長達は裏路地で待ってるから
新門大隊長を呼んでこい…と」
紅丸「俺もそう聞いて、手前ェらのところに向かったんだ」
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あすたりすく(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください応援してます!! (2022年10月3日 21時) (レス) @page45 id: 4f3f0a5f2f (このIDを非表示/違反報告)
もち明太子 - 文ストと炎炎ノ消防隊好きなので嬉しすぎます!! (2022年8月31日 19時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃみゅ x他1人 | 作成日時:2022年8月27日 22時