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114 悲しい悲しいおとぎ話 ページ14

A side









姫「私は………勇者につくことを決意しました。」









それはおとぎ話の通りだった。






おとぎ話の姫は勇者に出会い、恋をした。






そして魔王……まふとそらるんに『世界を変えよう。』と誘われたとき、勇者側についたんだ。








姫「そして私と勇者は魔王を倒しました。




…しかし…。」









姫は心底悲しそうな顔でうなだれた。







姫「私はとても後悔したのです…!

もっと他の方法はなかったの…?どうしてあの子たちを傷つけてしまったの…?」







その声は嗚咽混じりで、涙を流しているのが分かった。







姫はうなだれたまま








姫「……そして…私は………









この命で、償おうと思ったのです。」









と言った。







その後顔を上げた姫の顔は真っ赤に染まっていた。






姫「…この光の湖は…………闇の湖という湖と、地形が似ているのです。」






A「闇の湖……?」








聞いたことないところ…。






困っていた私にあるふぁきゅんが教えてくれた。







あ「闇の湖ってのは、光の湖と『双子湖』って呼ばれてて、アマツキ王国の近くにあるんだよ。」









……アマツキ王国の近く……?









……もしかして…!









A「……私が…まふとそらるんと出会ったところ……!?」







そう言うと、姫は頷き








姫「あの湖の洞窟に、魔王を封印したのです。」








……なるほど……だから出会えたんだ…!








姫はそのまま話を続けた。








姫「……勇者様の目を盗み、私はこの洞窟まで来て……この剣で…


















自らの命を、魔王と自分の愚かさに捧げました。」









.









そのときふと、あの男性がくれたメモに書かれた『おとぎ話の秘密』とはこれのことなんだって思った。









……ああ









なんて悲しい結末なんだろう。

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設定タグ:浦島坂田船 , 歌い手 , 夢小説   
作品ジャンル:ファンタジー
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かきみそご飯(プロフ) - でぃあぼろさん» 更新しましたぁぁぁ!!続編も是非読んでください!!そしてあけましておめでとうございます!!今年も頑張ります!!…たぶん← (2018年1月5日 16時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
でぃあぼろ - うおっ!!?めっちゃ気になるとこで終わってるぅぅ!あ、あけましておめでとうございます!今年も応援してます!ww (2018年1月4日 13時) (レス) id: d70a2ffcc9 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - 生にくさん» カッコいいですなあ!!金平t…………クプラさんには犠牲になってもらいました……。あるふぁきゅん「な、なな、泣い"てな"い"から!!!」 (2017年12月29日 18時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - でぃあぼろさん» うらたんカッコええなあ……さかたんはいい子すぎ……。作者なのに…目からミネラルウォーターが…((( うらたんオチですよお…!こたぬきには嬉しい…グヘ、グヘヘへへ…!← (2017年12月29日 18時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
生にく - 両方カッコイイ!!  クプラさんが可哀想、、あるふぁきゅんが泣いてるだと、、レアだ!! (2017年12月28日 16時) (レス) id: 3cf92f7883 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かきみそご飯 | 作成日時:2017年12月13日 15時

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