94 今度は私が ページ41
A side
A「……さてっ…と。」
緩く下がった袖をまくり、髪の毛をキュッと締め直す。
A「…ふうっ………よし!どんどん回復してくよー!!」
セ「え、ちょ、待ってAちゃん!!?」
ちょっとセンラ…せっかくカッコよくキめたのに…←
A「ん?」
セ「ん?じゃないわ!!逃げられたのに『良かった』って……なんでや!?」
ああ、そのことか…。
A「…私ね、みんなと逸れてたとき…ちょっと辛いことがあって。」
辛いことというのは『うらたんたちかまふたちか、迷っている』ということだけど、今は言うのはやめておいた。
A「…その時、あるふぁきゅんが助けてくれたの。敵なのに……だよ?」
普通、そんな勇気のいる優しいこと出来ないもん。
A「ここまでもあるふぁきゅんと一緒に来たんだ。いろいろ話もして……すごく助かった。」
……だから…!
A「今度は私が助ける番…!」
____あるふぁきゅん。
A「……ほら、センラ。もう大丈夫!……………まーしぃの魔力が減ってきてるから、呼んできてくれる?」
センラは無言でコクリと頷いて、槍を構えてドラゴンの方へと走っていった。
_______ありがとう。
.
.
☆★☆★☆★☆
あるふぁきゅん side
ク「…ほら、早く出口探そう?」
あ「…う、うん…。」
足が重い。
さっきまで、相談に乗ってあげてる側だったのに、今は私が迷ってる。
…A…。
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夜霧 - くぷある登場したねー!うんうん、、、瞬☆間☆移☆動 (2018年7月18日 0時) (レス) id: d12e91b5f7 (このIDを非表示/違反報告)
千歳 - 地味にクプたんが、空気www (2018年6月29日 23時) (レス) id: cf68d2c2bb (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - 生にくさん» あるふぁきゅんカッコイイですよね!!ありがとうございます!!!!! (2017年12月13日 16時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - でぃあぼろさん» ファイトふぁっきゅん!!!ありがとうございます!!!これからも頑張りますよ〜!!(≧∀≦) (2017年12月13日 16時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
生にく - あるふぁきゅん!!イケメン!100話おめでとうございます。 (2017年12月12日 21時) (レス) id: 3cf92f7883 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かきみそご飯 | 作成日時:2017年11月10日 22時