53 落ちたお姫様は… ページ7
A side
…
…
……ん?
……ここは…?………私確か……。
………ってて…!!
腰痛っ……?
私、魔王にさらわれて……?
「ーーい…。」
…あれ、でもここ花畑………なんで?
「ーーもいっ…!」
もしかして、うらたんたちが助けてくれたのかなぁ!!
ま「重いってばぁ!!!」
A「ふぇっ!?」
突然、真下から声が聞こえて慌てて下を見ると…
A「…あっ、わっ、ご、ごめんなさいっ!!!」
私は、魔王まふまふにのしかかっていたのです。
急いで退くと魔王は腰をさすりながら立ち上がった。
ま「…ったく、落とした僕たちも悪いけど、Aも気をつけてよ…。」
A「ほ、本当にごめんなs………って違う違う!!」
下げかけた頭を慌てて起こして私は背中に背負っていた杖を構える。
ま「……?どうしたの?」
A「どうしたの?じゃないです…!あなたは魔王。つまり私の……私たちの敵…!!」
魔王はキョトンとしていて、攻撃してくる気配はない。
私は『なめてんのか…!?』と思いつつ、攻撃が出来ないため少し安心している。
…でも魔王が何もしてこないわけがない。
……やっぱ逃げようか。
.
.
ま「……まあまあ、落ち着きなよA。」
気がつくと、魔王は私の隣にいて肩を組んでいた。
A「…っ!?」
私は慌ててその腕を退ける。
…今の今まで気がつかなかった……これが魔王。
ま「何そんなに驚いてんの?…………昔はよくやったじゃん。」
A「…………は?」
ま「だーかーらー!!…
…
…僕らが幼馴染なの、忘れちゃった?」
247人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かきみそご飯(プロフ) - かがりさん» ありがとうございます!!(*^▽^*)楽しみにしてくれているなんて嬉しいです!!頑張りますっ! (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - でぃあぼろさん» ありがとうございますっ!!アンケート…………あ…………しまった…でぃあぼろさん入れとかなくちゃ……←笑 (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - 雨傘響音さん» ありがとうございます!!(*^ω^*)続編も頑張りまーす!!! (2017年11月9日 21時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
かがり - 続編おめでとうございます。毎日楽しみに待ってます!更新頑張ってください。 (2017年11月9日 19時) (レス) id: b12ee6f920 (このIDを非表示/違反報告)
でぃあぼろ - おお!続編も見ます!あ、アンケ投票しましたー!そのときの一言! 「あれ?俺の名前が入ってないぞ?」(((笑) (2017年11月9日 18時) (レス) id: d70a2ffcc9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:かきみそご飯 | 作成日時:2017年10月14日 12時