小塚ver 1 ページ16
確か、それは若武がチョコを食べてた時の一言から始まった…
「俺、去年アーヤにバレンタイン貰ってない。すなーらはいいよな、同じ学校の特権だよ。」
別にいいでしょ、私が誰に渡したって。
そういう気持ちで渡したんじゃないから。
私が不満そうにしていたら、上杉君が言ったんだ。
「いいや、お前は同じ学校だろうと貰えねえと思うぞ。」
「なんだとっ!?お前も貰えなかったくせにいうなよな!」
えっ、どうしよう、喧嘩が…
オロオロしていたら、翼が寄ってきた。
「やめなよ。アーヤが困ってるでしょ
それに、バレンタインにチョコあげたっていうことは、ちゃんと込めた思いがあるからだよね?」
え、翼なんでわかるのだ?
はて、話したことあったっけ?
「美門、チョコになんの気持ち込めたか知ってんのか!?」
わっ、すごい剣幕…
「それはねー…
俺とアーヤの
ひ、み、つ♡」
ガシッ
わわわっ、翼、頭の上に乗っからないで!
側から見れば、どう見ても抱きつかれてる。
顔に熱が登る。
上を見ると、翼の綺麗な顔がいたずらっ子のような不敵な笑みを浮かべながら私の顔を、
覗く。
余計、顔が沸騰していまう。
助けを求めようとして、二人を見るけれど、2人は氷のように固まってしまっている。
「ちょ、翼、離して…」
「ちょっとやめなよ。」
聞き慣れた声が、雰囲気を変え私の耳に届いた、
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月 - 更新ありがとうございます。おかげで、ワクワクが止まりません!(笑) (2019年4月1日 16時) (レス) id: 422ad37742 (このIDを非表示/違反報告)
真琴 - いま、翼のを作成中です。しばしお待ちを! (2018年3月5日 15時) (レス) id: 33240e3dd6 (このIDを非表示/違反報告)
真琴 - みなさん、ありがとうございます! (2018年3月5日 15時) (レス) id: 33240e3dd6 (このIDを非表示/違反報告)
もけ - すごく面白いです!!! これからも更新頑張ってください!! (2018年2月3日 13時) (レス) id: cddbd5d41f (このIDを非表示/違反報告)
真琴 - 英子さん» あたりです!あと、すごくうれしいです!これからも頑張ります! (2018年2月2日 19時) (レス) id: 29f0c0da87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:真琴 | 作成日時:2017年5月28日 21時