7話 - カカシside ページ30
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「 A 、行こう 、綱手様が待ってる 」
自分で思っていたよりもすんなり出てきた言葉 。
本当はこうして呼びたかったんだと 、自分の気持ちに改めて気が付く 。
不意に見つめ合う形になって 、照れ臭くなったのか俯くAの手を引くが 、俺自身 、顔に熱が溜まるのを感じている 。
暫く会わない間にすっかり大人びて帰ってきたA 。
昔から可愛かったけれど 、今はすっかり大人の綺麗な女性になって 、正直言って目に毒だ 。
綱手様譲りの 、その… 大きく膨らみを帯びた胸元にチラチラと目が行ってしまう 。
俯いて 、俺が引いている手をジッと見つめていたAがフッと顔を上げて 、『 ん？ 』なんて首を傾げるのは反則だ 。
ふいっと 、逸らすように顔の位置を戻した 。
『 ねえ 、カカシ 』
「 なに？ 」
『 わたしのこと 、どう思ってる？ 』
お茶を飲んでいたらブーーーっと吹き出しそうな問いが飛んできた 。
「 なに 、気になるの？ 」
『 べっつに〜 』
何とか平静を装えば 、今度は素っ気ない返事 。
それ以降 、火影執務室へ向かう間 、会話は進まなかった 。
どう思ってるか 、か 。
Aはどう応えて欲しかったんだろう 。
可愛い妹？
里の同志？
それとも… 大切な人…
俺は 、A 、お前のことを…
大切な 、愛しい人だと思ってる 。
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yu-ri(プロフ) - この作品とても大好きです！カカシ先生大好きなのでさらに嬉しいです〜〜！更新楽しみにしてます (2018年1月14日 23時) (
レス) id: 768b23628b (このIDを非表示/違反報告)
みー - 続きまってるよ(^-^)/ (2017年8月28日 15時) (レス) id: 5b325b9c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虎々 | 作成日時：2017年8月25日 23時
