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12. ページ12
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｢お嬢様、本日のご予定をお伝えします｣
目の前で今日の予定とやらを丁寧に伝える廉。
そんな彼をぼーっと見つめる私。
あれから紫耀くんは父の言い付けで暫く家で生活をすることになった
私はと言うと紫耀くんと廉の関係は聞けず仕舞い。
踏み入れるべきとこじゃないと言われているようで何だか聞きにくいから。
それでもやっぱり気になるのは仕方ないことで。
どうやって聞こう、と頭を悩ませる日々。
｢ぃ…、おい…A？｣
『えっ？』
ぼーっとしている私を呼ぶ声にハッとする
｢…何かあったん？｣
『…』
今だ。今しかない。
意を決して思い切って口を開く
『廉と…紫耀くんって、どういう関係なの？』
その一言で彼の動きが止まった。
『紫耀くんに聞いたら廉に聞けの一点張りで、教えてくれなくて』
そんな私の目を見つめしばらく黙ったあと
｢…それを聞いてAはどうするん？｣
その声は少しだけ悲しそうだった。
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涼宮美桜 - このお話めっちゃくっちゃ大好きです！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年8月9日 8時) (
レス) id: 67fa9efd8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：China | 作成日時：2019年7月21日 18時
