姉ちゃんちょっと待って僕もう17歳だよ！？【カノ】 (ページ6)

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芸能人だった件について　1 ページ6

貴方side

なんだこの可愛い生き物は。
ツンデレか！？ツンデレなのか！！？

ヒビ「うわっ、ちょっ！！放してよ！！」

カノ「あらら……」

可愛すぎる。
修哉君には劣るが、可愛い。

ヒビ「んんっ！！」

キド「…」

セト「キド目が据わってるっす」

シン「ヒビヤ、窒息しそうだぜ？セト助けてやれ」

セト「なんで俺なんすか！！」

シン「いやぁ、俺力は自信ないからな。セトは力あるだろ？」

セト「そういえばそうっすね。ニートっすもんね」

シン「…うぐっ」

エネ「あははははっ！！あんなに優しい人にご主人ニートって言われちゃいましたね！！」

シン「う、うるさい…」

メカクシ団というこの団体にはホントにいい人ばかり。
携帯に入っている少女エネちゃんやこのツンデレボーイヒビヤ君に、ただひたすら無表情のコノハ君。
人見知りのマリーちゃんはモコモコしていて枕にしたい←

セト「Aさん、ヒビヤ君放してあげてくださいっす、苦しそうっすよ」

ヒビ「…んんっ！！！」

貴「あ、ごめんね」

セト「ヒビヤ君大丈夫っすか？」

ヒビ「はぁ、はぁ…大丈夫に見える？」

セト「見えないっす」

カノ「姉ちゃん、あんまり人に抱きつくくせやめた方がいいよ。
僕はまだいいけどさ、ヒビヤ君とかはちょっと…」

そんなことより、誰も私の正体に気づいてないのはなんでなんだろうね…。
一応芸能人やってるんだけど…。

??「お邪魔します！！カノさんのお姉さん来てるって本当ですか！？」

貴「モモちゃん！！」

モモ「あぁ！！おはようございます天美さん！！」

シン「お前知り合いなのか？」

モモ「知り合いも何も、有名だよ！今すごい人気グラビア界の天美Aさんだよ！？」

そう、ちなみに私はグラビアモデルをやっている。
それなりに顔を知られてるかと思ったら全く何も言われないから逆にびっくりした。

モモ「お兄ちゃんは知ってるかと思ったけど…」

シン「なんで俺だよ！！」

モモ「そんなの決まってるよ」

エネ「ぷくく、いつも見てるじゃないですか。グラビアとかA…」

シン「はぁ！？み、見てねぇよ！！」

シンタロー君がグラビアとか見るとしても、顔を知らないっていうのは気になるなぁ……。