姉ちゃんちょっと待って僕もう17歳だよ！？【カノ】 (ページ15)

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猫になっちゃった件について　1 ページ15

カノside

うう……もうキドに殴られたとこまだ痛いよ、まったく……。

カノ「ホントに勘弁してほしいにゃ…

にゃ！！？」

ちょっとまってなんで語尾ににゃってつけた、いやいやつけたっていうよりか、くっついたよね！？

貴方「修哉～、まだ痛い…の！？
猫耳！！？」

はぁ！？猫耳！？

カノ「なんで……？」

マリ「Aちゃ～ん、これっ………カノ、ど、どうしたのその頭、猫みたいだよ？」

そんなの知らないよ…今僕がどんな見ためしてるのかがわからないよ…。

マリ「キドォ！！カノが猫になったよ～！！」

キド「は？なにいってんだマリー…」

やめて、こっちこないでキド！！
猫耳姿はキドだけには見られたくないよ！？

キド「…お、おまっ…猫と人間混ざってるぞ…能力でも壊れたのか…ぷっ…」

カノ「笑わないで！！？」

なにが起きたんだろ？
姉ちゃんから渡された鏡を見るとバッチリ猫耳はえてるし！！

キド「ぼ、暴走してんのか、能力…」

カノ「わかんにゃいよ～……ああ、またにゃって言った…」

ほんとどうなってんのさ……。
はずかしいよ、すっごい恥ずかしいよ……。
なんで、なんで僕なの！？

貴方「しゅ、修哉……触っていい？」

カノ「いや、なんではぁはぁいってんの！？」

貴方「そんなの決まってるでしょ、弟の猫耳なんて萌えるとしかいいようないし！！」

萌えるってなんだよ！？

カノ「……姉ちゃん…何する気にゃ？」

貴方「ん～？ペンチで抜き取ろうかなぁと……」

カノ「ひっ！！」

キド「おう、そうだながんばれカノ！！」

カノ「ちょぉお！？

や、やめよ、姉ちゃん！？

ぎゃぁぁぁぁ！！？」