姉ちゃんちょっと待って僕もう17歳だよ！？【カノ】

朝の事件　2 ページ11

カノside

なんだろうね、体がすっごい熱いんだけど！？


まぁ、大体の理由はわかってるよ。姉ちゃんのせいだよ！！
さっきっからなんか、こう…膝押し当てられて色々下の方が大変なことになってるんだけど…。


もう、無理にでも振りほどいておけばよかった……。


カノ「姉ちゃん、起きてよ…ちょっ、んっ…！！」


ああああ！！！
女子以外の皆さん、僕を助けてください！！
死にそうです！




いろんな意味で←

そんなことより、頼むから動かないでほしい。
我慢はしているがそろそろ限界が近い。だがここで、達してしまえばパジャマが汚れるし姉ちゃんの膝の辺も汚れる………。


カノ「た、たのむから姉ちゃん起きてよ！！！」


貴「う、修哉〜…」

カノ「あ、ちょっと！姉ちゃん動かないで、っ！？」


もう無理、もう無理！！
理性飛んじゃうって、ホントに！！


部屋に鍵取り付けた方がいいのかなぁ……。
ホントにヤバいって…。
一応姉弟でも、女の子ってことは自覚してよね！！
僕だって、一応女の子として見てるんだからさ！！姉としてもね！



でもね、でもね。
僕も男なんだよ！！今すごく襲いたいよ！？
なんでこれだけ揺すってみてるのに、全然起きないのさ…。


神様これはなんの試練ですか？


カノ「姉ちゃ、っ…ひゃっ…！？」


今の声何！？ひゃって何！？

自分の声に思わず赤面し固まってしまった。
ホントにヤバいって。蹴っ飛ばしていい？
いや駄目だ。体に傷をつけるなんて僕にはできない……。


カノ「姉ちゃん、お願いだから起きてよ〜！！
僕無理、あっ、ん……！！」




これで狸寝入りだったらガチで怒るからね！！

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