姉ちゃんちょっと待って僕もう17歳だよ！？【カノ】

やっちゃった…！！　件について　1 ページ2

貴方side


??「どわっ！！？」

貴「会いたかったよ…私の弟修哉君…！」

ーーーー

??「いま変な声聞こえなかったっすか？」

??「ああ、したな」

??「……？」

??「見に行って来るっす」

??「行ってら」

ーーーー


??「どうしたんすか……ってなにされてるんすか！！？」



貴「うわぁ！！これが私の弟の修哉君かぁ、可愛い！！」


??「セト！！助けてくれぇ！！」



弟に抱きついていると、部屋の奥から爽やかな青年が歩いてきた。
セトと呼ばれていたな。





友達かな？
ま、そんなことはどうでもいい！！←



今は弟に会えたことに感激！！！


セト「ちょ！大丈夫っすか！？

あのすいません！どちら様ですか！？」


貴「あ、ども私のこの子の姉の天美Aともうします！！

苗字違うのは色々とありまして、

ん〜！！修哉君可愛い〜！！」


セト「姉！？…と、その前に……修哉って…カノですよね？」


貴「そうですよ〜！！」


顔を体に押し付けながら、セトと呼ばれる青年の質問に答える。


にしても、可愛い……！！！
細いし、白いし！！



ってことはもしや、ニート！！？


セト「あの天美さん(?)抱き締めてるその人、カノじゃないですよ！！」


貴「ふぇ？」


その言葉で、抱き締めていた青年を放す。
その少年は息を荒げながら、セトさんに近寄っていった。



貴「じゃあ、あなた誰ですか！？」


??「シ、シンタロー…………って、お前いきなりなに抱きついてきてんだよ！！」


セト「まぁまぁ、落ち着いてくださいっすシンタローさん。


で、カノの姉ってどういうことっすか？


って、聞いてます？」


もしかして、間違えちゃった？
嘘でしょ？


男に抱きつくのは修哉君に抱きついてからって決めてたのに！！？


しくじったわ……あ、クラクラしてきた。


シン「お！！？

ちょ、大丈夫かよ！？」


セト「大丈夫っすか！？」



何かを言っているのはわかるが聞き取ることができない。


そして、意識を手放してしまった。

やっちゃった…！！件について　2→←家族を見つけて( え…プロローグじゃないの？)

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