姉ちゃんちょっと待って僕もう17歳だよ！？【カノ】

家族を見つけて( え…プロローグじゃないの？) ページ1

貴方side


やっと見つけた私のたった一人の家族。




会いに行くから待ってて、修哉君。




たとえ異母兄弟でも、血は繋がっている。



かわいい弟の修哉君が私のことを知らなくても、私は知っている。


説明をかねて貴方に会いに行くよ。
三桁の数字がかかれた部屋にいるんでしょ。



10歳の時に修哉君の存在を知り、9年間探してやっと見つけた。




だからこの扉を開くんだ。
貴方の顔を見るのは初めてで、ドキドキしている。



早く会いたい、元気でありますように私の可愛い姉弟。


ドアをノックし、中から足音が聞こえるいるんだ、よかった。


扉が開いたとき、私は多分貴方に抱きついた。


??「どわっ！！？」


抱きついたとき思った以上に大きくてびっくりしたよ、私より大きいんだもん。

それはそうか、男の子だもんね大きいのは当たり前か。


初めてさわる修哉君を確かめるように強く抱きしめ、私はこう言った。





「会いたかったよ…私の弟修哉君…！」

やっちゃった…！！　件について　1→

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