#3 ページ5
#2と#3を更新させていただきました。
朝しかなかったんですよ。更新するの。
気長に待っててくださるとありがたいです。
コメント欄でコメント返すのほんと嫌いなんで、こちらで返します。
渚様、コメントありがとうございます!本当に励みになります…(^^)これからも拙い文章ですが、何卒よろしくお願いいたします!
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こいつ何言ってんの。馬鹿じゃねぇの。誰が釣り合わないって?俺にとってはお前の方が高嶺の花だわ。え、何。俺喧嘩売られた?
「何言ってんのお前」
「え?何って…」
怒ったって勘違いされたかな。彼女は戸惑ったような様子。
「俺はお前と一緒にいたいからいる。釣り合わないとかそういうのってあくまで個人の主観でしょ。立花ってめっちゃ可愛いから俺みたいな人と友達でいてくれていいのかなとか思ったりして、」
…ん?何かに気づいた俺は口をつぐむ。
めっちゃ可愛い。言ってしまった。
本人の前で。
きょとんとした表情の立花は理解したのかたちまち顔を赤く染める。
りんごみたい。
「ご、ごめん」
「あ、いい、いいの」
微妙な空気が流れ、行こっかと声をかけると頷いた立花はさっきよりも俺との距離が縮まったような気がする。
嬉しい。本当に可愛い。
立花の赤みは引くことを知らず。そんなことを考える俺も、勿論顔は真っ赤なはずで。
なんか初々しいカップルみたい。
特に話すことはなく、あっという間に秀明に辿り着く。
声をかけると目立ってしまうので、階段の別れるところでほんのちょっと手を振る。
遠慮気味に手を振り返した彼女の顔は、先程よりもずっと軽くて。
それは、俺にようやく解放されるから?それど俺の心が響いたから?
後者は自惚れ。
流石にねーわ。
待ってぐうかわ。本当にこいつ何考えてんの。踵を返して、俺は階段を上っていく。
教室に着き、俺のお気に入りの席に座り、始まるのを待った。
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カナ - 続きが気になって、一気読みしました!上杉くんとアーヤの距離感がたまりません!これからも、応援してます!頑張ってください!!! (2018年8月21日 8時) (レス) id: 8bd6d7e050 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - とっても面白いです!コロコロと変わる上杉くんの感情がたまりません…!これからも応援しています。無理しない程度に頑張ってください! (2018年6月24日 22時) (レス) id: 6ded3b00aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怪獣@そら96は至福 | 作成日時:2018年6月9日 13時