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第1話 ページ2

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「いらっしゃいませー!」







ここはとあるお団子屋。






ここはいつも人で溢れかえっている。







理由は二つ。






一つ、ここのお団子はそんじゃそこらのとは比べ物にならないくらい美味しいのだ。



それが人から人へ、と語られ気付けば人で溢れかえっていたのだ。






二つ目、これは一つ目の理由よりもこっちが目当てで来てる人が大半だと言ってもいい。



その理由は……









「いらっしゃいませー、ってあ、田中さん!また来てくれたんですね!」







ココの団子屋の看板娘、筒宮A。





一見普通の美人かと思えば、ふわりと笑う姿はまるで花のような絶世の美女。





そんな彼女に一目会いたくて会いに来る人も沢山いるのだ。





そして彼女の笑顔に惚れて、ついつい常連になってしまった人もいるのだ。







そう例えば……







トントンと彼女の肩を叩く。






「……?あ、''志麻''さん!」
「よ、Aちゃん。また来たで。」







とある海賊の一員、志麻も彼女の噂に釣られてやって来た。

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作者名:LieN | 作成日時:2016年10月16日 18時

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