航海204日目 ページ2
side you
とある昼下がり
カンッ！カンッ！
甲板では戦闘指導や訓練の音が鳴り響いていた
『カイくん戦えるんやね』
カ「まぁ、それなりに」
私は船医であるカイくんの戦闘訓練の相手をしているのだが、想像以上に戦えてる
カ「せん子さん、銃もっ剣もっ、使えるとか、凄いっすね！」
『そう？私ら4人は一応全員使えるんやで？得意な方で戦いがちやけど』
カイくんの攻撃を受け流したり躱したりして、こちらからは攻撃をしない
カ「全っぜん当たんねぇ！」
『落ち着いて〜』
カ「だァー！」
悔しそうに、でも的確に狙って来てる辺り普通の新人戦闘員よりも強い
しかも男の人だからか一撃が重い
浦「そこまで！お前また1発も当てること出来なかったなw」
カ「うるせぇ。つか、第1関門がせん子ってどうなんだよ？一生突破出来ねぇよ」
『大丈夫。そのうち出来るよ』
うらたんの合図で訓練をしていた音が止まり、真っ先に此方に来た
島「朔也ー。お前強くなったな」
朔「マジっすか！？浦田さん！俺、強くなったらしいっス！勝負して下さい！！」
浦「お？じゃあ明日は俺が相手するよ」
朔「よっしゃー！」
元気だなぁ
まだ戦えそう
ル「うら子って負けず嫌いだよな」
う「そうかも。男にだって負けたくないもん」
ル「まぁ、今日は引き分けだけど」
う「次は勝つわ」
あれ？あんなに仲良かった？
前は2人とも他人ですって感じだったのに
し「あ、終わった？」
『うん、終わった』
さ「今日も駄目やったみたいやね」
『まぁ、まだカイくんには負けへんよ』
船「厳し〜」
他の用事でこの場に居なかったしま子ちゃんとさか子、センラが戻って来た
『さかたんくたばってる』
船「あ〜、あの人やったんか」
しさ「えーっと？」
『ヒロキさんね』
さ「あー、そうやった」
し「あの人何歳？20代後半くらいや無かったか？凄いわぁー」
前聞いた話では彼は出航して以来の初期メンバーの1人で裏表の無いいい人だ
坂「ヒロさんにボコボコにされた」
ヒ「心配すんな！坂田強くなったぞ！」
坂「ボコボコにした相手に言います？」
ヒ「悪い悪いw」
今も不機嫌になったさかたんの肩をバシバシ叩き豪快に笑っている
因みに補足しておくと、ヒロキさんと船長さんと副船長さん(まだ会ったことない)と船医長さん、補給長さんが初期メンバー
この人達が作ってくれた海賊団
これが今の私達の家族だ
To Be Continued
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革ベルト
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あ - 初コメ失礼します。とても楽しく読ませてもらってます。ありがとうございます！次の更新も待っています。 (2022年10月10日 15時) (
レス) @page48 id: d908ec33e4 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 更新ありがとうございます！！！！！めっっっっっっっっちゃおもしろいです！続き気になりすぎます、、、 (2022年8月23日 22時) (レス) @page47 id: e4e9b399b8 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ() - めっちゃ面白いです。次の更新めちゃめちゃにまってますね (2022年7月18日 17時) (レス) @page43 id: 857dce4f12 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - めっっちゃくっちゃおもしろいです！！！！！更新待ってます、、、！ (2022年6月29日 8時) (レス) @page42 id: 9bdf52cb2f (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品大好きです！次はいつ更新される予定ですか？更新楽しみに待ってます！ (2022年2月12日 1時) (レス) id: ecc44b4bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アシアト | 作成日時：2020年12月15日 17時
