７６度 ページ37
「ちょ…ちょっと！！！ 本気なの！？ 二人とも！！」
ルーシィは人を掻き分け中心にいるナツとエルザを見る。その表情は真に迫ってる様子だった。
落ち着けってルーシィ。
「あ、ルーシィ。来るの遅かったね？」
そんな声が聞こえて振り返ればいつものようにニコニコと笑うA。その横にはミラやカナやグレイ。いつものメンバーが勢揃いしていた。
「本気も本気。本気でやらねば漢では無い！！！」
「エルザは女の子よ」
「怪物のメスさ」
「それくらい強いからね」
皆それぞれ始まるのを楽しみにしていた。
「だって最強チームの二人が激突したら…」
「最強チーム？ 何だ、そりゃ。」
「あんたとナツとエルザとAじゃな いっ！！妖精の尻尾トップ4でしょ。」
「はぁ？」
「私も？」
Aは目を丸くして言うがルーシィに「当たり前じゃない！！」と言われて素直に「はい」と返事してしまった。
ルーシィに逆らうと怖い気がする。
「くだんねェ！！ 誰がそんな事言ったんだよ。」
対するグレイ鼻で笑い飛ばす。その後ろで手で顔を覆うミラ。
「あ……ミラちゃんだったんだ。」
「泣かしたっ！！」
「妖精の尻尾のメンバーはみんなそれぞれ違う強さを持ってるからね、比べにくいよねー。」
ルーシィはグレイを責めAはミラに優しく笑った。
「確かにナツやグレイの漢気は認めるが……“最強”と言われると黙っておけねぇな。妖精の尻尾にはまだまだ強者が大勢いるんだ。」
エルフマンの言葉に付け足すようにレビィ達も口をはさんだ。
「最強の女はAかな？でもエルザも強くなったし決められないね。」
「最強の“男”となるとミストガンやラクサスもいるし、」
「あのオヤジも外す訳にはいかねえな。 」
「いや私が最強なわけないでしょ？」
「でも昔はエルザより強かったじゃない。」
「むぐぐ…」
Aは慌てて否定するがミラの言葉によって黙った。「ミラだって強いじゃん」その言葉は胸の中にしまわれた。
「本人の自覚がないのがね……。」
レビィはコソっとルーシィに耳打ちした。
「私はただナツとグレイとエルザとAが一番相性がいいと思ったのよ。」
「なんにせよ面白い戦いにはなりそうだな。」
「そうか？ オレの予想じゃエルザが圧勝だが。……てか、A。お前もエルザと勝負すんじゃねえの？」
グレイは青い顔で言った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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海姫(プロフ) - ウェンディさん» ありがとぉぉぉぉぉおおおおおおございます。私とぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおっても嬉しいです。笑 (2015年12月2日 1時) (
レス) id: d87b6866b9 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - とぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっても面白いです！完全にハマりました(*^◯^*) (2015年8月13日 17時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» 自分で読んでみて７１度のスカイフェレナをスカイローズに直しました！御指摘ありがとうございます！ (2014年6月20日 23時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます！ちなみにどこがスカイフェレナになってましたか！？ (2014年6月20日 22時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - わかりました！最新がんばってください＾＾ (2014年6月20日 19時) (レス) id: 5ac51fa3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海姫 | 作成日時：2013年11月9日 22時
