今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:526 hit
小|中|大
2 ページ3
あの後チャーチルやアラジンに励まされたアリババは気持ちを切り替え今後の組織について考えだした。
外には会談の失敗を知らない人たちで埋め尽くされており、モルジアナは外を見て発言した。
「でも……これからどうしましょうか。霧の団や外にいる人たちに事情を知らせる訳には……」
「でもよ、交渉が決裂したってどう伝えれりゃいいのか……わかんねーよ……」
「そうだな…」
コンコンコン
ドアをノックし入ってきたのは、霧の団に協力しているシンドバッドの部下ジャーファルだった。
「四人とも来て下さい。シンが霧の団の皆さんに今日の結果を伝えるそうです」
「!?」
__________
__
団員とシンドバッドが待っている講堂…天井は吹き抜けているが四人は入室した。
チャーチルは団員を見ていった。
「団員の士気は芳しくないですな…」
「ええ、交渉失敗と同時に組織幹部達が失踪しましたからねぇ……」
と、ジャーファルが答えた。
二人の視線は団員の前に立つアリババを捉えていた。これから団員達に会談の結果を伝えるのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:オーレット | 作成日時:2021年2月13日 18時