九 ページ10
A side
魔「注目!それでは、これより旗印戦3時間以内に豊臣秀吉をケンカで倒す、開始!」
「行くぞっー!」
「しゃーっ!」
『始まってしもうた……』
酒「秀吉、あの野郎!おい加藤、お前は行かないのか?」
加「秀吉がほんもんだったら俺を除いた55人なんぞ蹴散らすくさ。そんときに、ゆっくりさしで料理してやるくさ」
井「ケンカの弱ぇ秀吉がよぉ!お前はどうみる?このい、くさ!」
上「一つだけ気になることが……」
明「それは?」
上「このクラスで福島さんはどうだかわからないけど……秀吉だけが普通の中学から来たってことかな」
───
「逃げんな卑怯者ー!」
「秀吉、あっち行ったぞ!」
「おい、おっさん。秀吉みなかったか?」
?「あっち行ったよ」
豊「とうっ!よゆーやーん!」
───
「追い詰めたぞ猿が!終わりだぁ!」
豊「ひぃ!」
豊「遅いわぁ!もう少しでやられるとこやったぞ!」
伊「主人公はギリギリで登場するものだ」
「なんで……伊達が秀吉を……!」
豊「おおー!やっぱり、旗印戦はココ使わんと!な?」
──────
伊《同盟?》
豊《お前が俺を助けるってこと》
伊《フンッ 気乗りしないな。だいたい、貴様と組んだところで私にはなんのメリットもない。》
豊《あるで。俺と組めば、総長の座に一歩近づく。》
伊《…どういうことだ》
豊《旗印戦はトーナメントちゃう。最後により多くのポイントを持ってた奴が総長になれる。つ、まり!総長になる近道はいかにポイントを持ってる奴を倒すかや。俺が獲得したポイントやるわ。だから俺と組め。》
伊《なぜ私なんだ。お前には福島もいるだろう。》
豊《他の連中はどう思ってるか知らんけど俺、お前のコスプレのファンでいっつも楽しみにしてんねん。》
伊《ファン!》
豊《それだけちゃうで。お前を総長の器と見込んで言うてんねん。そうなったら、俺はナンバー2や。俺が一番見たいコスプレは総長の甲冑姿や。》
豊《(それに……好きな子は危険な目に遭わせとうないねん)》
伊《面白い!!》
─────
「おい、なんで伊達が!?」
榊「伊達が秀吉を助けやがった!」
井「卑怯な真似しやがって!クソッ!」
酒「だいたい、手貸すのは反則じゃねぇのか!?」
魔「問題ありません、旗印戦は旗印に書いた事を成功できるかどうかだけ問われています。なので手段は関係ありません」
上「だとさ」
魔村って人、この話を何処から聞いとるんじゃろう?
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くぁ(プロフ) - もみじさん» わ〜!!!コメントありがとうございます!加藤くん推してる子がなかなか近くにいなくて!とっても嬉しいです!伊達くんとの絡みですね。了解致しました!拙い文ではありますが、頑張って書くのでこれからもよろしくお願いします! (2022年10月27日 23時) (レス) id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - コメント失礼します! 求めてましたこの小説!!加藤推しで...!めっちゃ好みです!!リクエストなんですけど、伊達とかとも絡み欲しいなーって思います...!出来ればでいいんですが、よろしくお願いします!応援してますー!! (2022年10月27日 23時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
くぁ(プロフ) - リクエストいつでも募集中です!気軽にコメントしてくださいね〜! (2022年10月9日 0時) (レス) @page18 id: 00915e828e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くぁ | 作成日時:2022年9月29日 20時