Rain of dust05 ページ22
ワープした先では、ホラーがあぐらをかいて斧をいじっていた。
「…もう、大丈夫なのか？」
Hサンズ「…俺はそんなに弱くねぇよ。」
なんでか不服そうなホラーは、斧をカランと落とすと、こちらにツカツカ…骨はカツカツ鳴ってるが。…と早歩きして寄ってきた。
Kサンズ「…ちょ、ちょっと！
僕まだあの子に攻撃してない！！」
意味のわからんことをほざくキラーは、ホラーに睨みつけられてしぼんだように肩を落とした。
Hサンズ「…見たか？あのニンゲン。」
「…ああ。」
俺とホラーはお互いにうつむく。
キラーは、少しだけ顔を上げて俺達の様子を伺っている。
Hサンズ「俺は塵の中であいつを見つけた。最初は頭をかきむしりながら、唸っていた。…が、急にゲラゲラ笑いだしたんだ。俺は近寄ろうとした。
…一瞬で何かに吹っ飛ばされた。…重力操作が間に合わなければ、粉々になってた。」
急に笑い出した……。
それを、“操られているように見えた”か。
「奴はニンゲンとは思えない身体能力を持っている。…攻撃もしてきた。
まるで、俺達を……本気で殺しに来てるようだった。」
そう、本気で…。
その姿は、かつて俺が対峙していたAによく似ていた…。
Kサンズ「………ぷ、ぷれいやー？」
キラーは突然そんなことを口にした。
俺とホラーは飛び上がらんばかりに顔を勢い良く上げた。
Kサンズ「もし、あの子が操られてた、なんて言うなら、Aが言ってた…ぷれいやー、ってのが、関係してるのかな…なんて。」
キラーは肩をすくめてそう言い切った。
「…俺も、同じ考えだ。」
Hサンズ「…………まじで、存在する…って言うのかよ。
………【Player】がよ。」
俺は顔をしかめながら、首を回して、骨の音を鳴らした。
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まどれーぬ。(プロフ) - フラウィーくん...ありゃ... (2022年10月12日 12時) (
レス) @page49 id: 6328a54309 (このIDを非表示/違反報告)
ベクトル(プロフ) - まどれーぬ。さん» そうかもしれませんね…！ (2022年10月5日 0時) (レス) id: d2ab233ccc (このIDを非表示/違反報告)
まどれーぬ。(プロフ) - この小説を見てる...お前らのこと？私も入ってるね？？ (2022年10月5日 0時) (レス) @page49 id: 6328a54309 (このIDを非表示/違反報告)
ベクトル(プロフ) - まどれーぬ。さん» めちゃめちゃ愛用してます(笑)！上手く変換できていたらいいな…！ (2022年10月5日 0時) (レス) id: d2ab233ccc (このIDを非表示/違反報告)
まどれーぬ。(プロフ) - 文字化けできるサイト？みたいなのがあるんですよねー (2022年10月5日 0時) (レス) id: 6328a54309 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベクトル | 作成日時：2022年7月25日 12時
