Muder time trio【UNDERTALEau】 (ページ17)

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Rain of dust01 ページ17

Hサンズ「………そうだな。」

大分間をあけて、ホラーは俺の提案に乗った。

Kサンズ「…でも、なに、すればいいのかな…」

キラーもそう呟く。

「とりあえず、この世界を見て回ってみよう。」

それから俺達は、その辺を歩き回った。

俺とホラーはまず最初にいた小屋を隅々まで調べた。
俺の小屋には、カウンターに血と塵が混ざったものがべったり付いていたこと以外にはなにもなかった。
ホラーの小屋は、かなりほこりっぽい上にカウンターの木がバッキバキに割れていた。それ以外にはなにもなかった。

キラーは、小屋ではなくベッドがあったそうだ。
枕に血、らしきなにかが染み付いている以外には自分のものと大差なかったらしい。

あと、あったものと言えば、俺達がいつも攻撃用に使っている骨、そしてブラスターだ。
ご丁寧に箱に詰められて、小屋とは遠く離れたところにぽつんと置いてあった。

ホラーはブラスターを見るなり、「見たことはあるが使い方がわからない」と言った。
頭を割られたときにでも記憶がすっぽ抜けたんじゃね？と冗談めいた口調で言ってやったら、不服そうな顔をしていた。
キラーは使い方は知ってるがあまり使わないらしい。

とりあえずそれを回収してから、もう一度小屋に戻ることにした。

Kサンズ「僕のベットだけ、どうして離れたところにあったんだろう…。」
Hサンズ「知るかよ。ここの世界を作った【Player】とやらが3人を対峙させたかったとか、そんなんじゃねぇの？」
【Player】否定派のホラーは、クククッと笑いながらそう言った。…まだ認めないつもりらしい。

俺は関わりたくなかったんで、そそくさと早歩きで小屋に向かった。

もうすぐで小屋に着く、

その時だった。

俺の小屋の中で、なにかが動いた。

「……？」
Hサンズ「どうした？」
「いや………」

ガタガタ………ゴトンッ

今度は物音。
さすがに2人にも聞こえたようだ。

K,H「……！？」
「…誰だ……。」

俺達は走って小屋に向かおうとした。
…が、すぐに足を止めた。

カウンターには、ニンゲンの子供が座っていた。