海 底 学 校 【テニプリ/立海】

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真田に一度その場から離れてもらい、幸村と面と向かう。幸村は、不思議そうに切原を見つめ、尋ねた。



｢……どうしたんだい赤也。そんな、怖い顔をして。｣



｢幸村部長。こんなこと、いつまで続ける気っすか。｣



｢こんなことって？｣



｢惚けないでください、あの水那月って女のことっすよ！｣



Aの名に、ぴくりと幸村の肩が動く。切原はまるで訴えかけるかのように、幸村に、また続けた。



｢これでもう何人目ですか！もうこれ以上やったって無駄っすよ！あんただって何回も見てきただろ！？｣




｢……何を言い出すかと思えば。くだらないこと言ってないで練習に戻りな。全国まで時間がない……｣




｢全国全国って、もう何百回も聞きましたよ！でも、いつまでたっても全国の日なんて来ないじゃないですか！いい加減認めてくださいよ部長！俺たちは、もうとっくの昔に死……｣




死んだんだって。



その言葉が切原の口から出きる前に、幸村の目が変わる。



瞬間。幸村は、切原の首に手をかけ彼を押し倒した。



そしてそのまま、首にかけた手に力を込めたのだった。

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