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暦side
「どーも。案内役でーす」
「聞いたヨ〜、暦ちゃんがこの合宿に白鳥沢参加出来るようにしたって！！ありがとネ！！」
「いーえ」
赤い髪の…天童だっけな…が、私の手を握ってくる。やめろ。
ふぁぁ、と欠伸をしながら降りてくる白鳥沢メンバーだが、パッツン前髪の1年が居ないことに気がついた。
…五色くんだっけな？
「白鳥沢ってマネージャーいないんだよね」
「あぁ」
「…五色くん荷物運び大変そうだね」
「まあ1年だしネ！」
「手伝ってくる」
暦ちゃん！？と天童の声を無視して必死に皆の重そうな荷物を運んでいる五色くんの元へ。
いや、天童のデカすぎだろ。
こいつ絶対ENOとか持ってきてんだろ。
と、反対に牛島のは軽い。
でかいんだけど、軽い。土産入れか。
「五色くん大変っしょ、手伝うよ」
「こ、暦さん！！いえ！！そんな！！」
「いーからいーから。年上の言う事は聞いとけー」
一人より二人ってね。
ウインクして言うと、後ろから
「二人より三人とも言うぞ」
「あ……えっと…ピンサーの…瀬見さん」
「英太でいいよ。持つ」
私が持っていた荷物をイケメンスマイルで持ってくれるのは、ピンサーの瀬見英太、3年。
白布くんに正セッター奪われたっていうのに、この人は孝支と一緒の部類か。
私が白鳥沢メンバーとわちゃわちゃ話しながら歩いていると、向こうの方から女子の声が聞こえた。
なんだなんだ。
私抜きで楽しんでるのか。
「お〜〜マネズが多いネ！」
「何かもめてるようだが」
「…………予想できる」
あいつか。あいつだな。あいつだ。
東京合宿所に来てまで問題を起こすか。
「…どいつだ」
「ん？」
「どいつが、暦を陥れたマネージャーだ」
「あぁ…………えっと…あいつ」
指を指した先の柳瀬は、ドリンクを作ってるようだがそのやり方が皆には不評なようだ。
そりゃそうだろ……適当にドリンク粉入れて、すごい勢いで水入れてんだから。
丁寧さが違いすぎる。
そしてお得意の、無自覚。
「行かなくていーの？」
「あー…後で行く」
「そうか」
と、その時、
「だって…！！このやり方は暦先輩が教えてくれたんですっ！！私は先輩に教わったやり方でやってるだけなんですっ！！私は悪くない、悪いのは暦先輩です！！」
……………あいつ。
***
いやあ、柳瀬がうざい。
天童、間違えてました。
指摘ありがとうございます！
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バナナ - ＊４７のところの柳瀬がとこで何をしているかは知らないがの『とこ』って『どこ』じゃないですか？間違ってたらごめんなさい<(_ _)> (1月11日 19時) (
レス) @page49 id: e9ef32dba1 (このIDを非表示/違反報告)
聖羅 - 報告と言いますか...あの、実はプリ小説という夢小説サイトに・この作品のパクリだろと言うものがありました。主様がやっているのならいいのですが...ご確認よろしくお願いしますhttps://novel.prcm.jp/novel/HSuRkRSuN7nBh42Vbf9q (6月6日 23時) (レス) id: 36b5b78cf3 (このIDを非表示/違反報告)
フェアリー(プロフ) - 最後また柳瀬が出てきて終わるところ、マジで好きです！ (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: ebc545326a (このIDを非表示/違反報告)
らいむ - 最後がすっごくスッキリしました！ (2022年12月19日 14時) (レス) @page50 id: 7852438752 (このIDを非表示/違反報告)
推しが尊い国民☆(プロフ) - 凄い…なんか…すごく…あ、の…!!!✨天才だと思います!!!!!!!!!最後スッキリしてそのまま終わるのかな？と思ったらまた違う名前で来る悪女？ちゃんこの伏線？好きすぎます!!! (2022年11月9日 21時) (レス) @page50 id: af4a079e32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らある
| 作者ホームページ：http://kain00765467/yuki.pearl.//
作成日時：2017年8月27日 0時
