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「!?(人1)先輩の…師匠?」

「の、一人な。
俺がまだ本部所属のB級上がりたての時だ。
見込みがあると思ったのか声をかけられたんだ。『俺の隊に入らねえか』ってね。」

「……で?なんて言ったの?」




「勿論断ったよ」というと「ええ!?なんで!?」と言ってきた。

ああ、当時はA級5位ぐらいだったっけ。今は分からんがランク戦には出てないみたいだけど。



「その頃はもう玉狛に転属するのが決まってたんだよ。それに俺はソロで行くって決めてたしな。」

「へえ……。じゃあその神風さん今どうしてるの?」

「今は……もう25過ぎてるし、隊は組んでると思うけどランク戦には出てないかな。」

「ふーん……。」




ちらりと相澤憂佳ちゃんを見る。
本人は顔を伏せ話しそうな顔をしている。




「……顔戻したら神風さんに会ってみれば。
あの人、君の事デレデレだったし………。」

「デ、デレデレ…ですか…神風さんが……。」

「俺の会うたび自慢してたよ。ほぼ無視してたけど。」




ほんとにしつこかった。
すれ違うたび「俺の隊の攻撃手相澤憂佳知ってるよな!?今回も大活躍でなあ!!」って肩ぶらんぶらん。力つえーんだもん。痛かった。

でもそんな彼女が攫われたって知った神風さんはショックでランク戦を出なくなったんだっけ。

まだ言ってないけど相澤憂佳が帰ってきたって分かったら元気取り戻すのかな。




「でも……顔戻すって…どうやって?」

「あ?ああ、整形すりゃいいだろ。
こっちだって技術ぐらいは進歩してるし。」

「うわお。まじか。」




金も俺が出すと言うと驚かれた。
顔はどうするかと聞かれたが、写真も多分あんだろ。昔の写真の顔を大人っぽくすればいいと思うし。




「取り敢えずこんな感じ。
顔戻すのは情報を聞き出した後みたいだ。」

「じゃあもうちょっと時間かかるって訳か。」

「そう。……そう言えばヒュース?だっけ?
そいつどうした?」




ヒュースは地下に居るらしい。
陽太郎が飯を持ってってるだとか。
まあ大人しいらしい。トリガーないしな。




「メガネくんが目覚めて、落ち着いたら本部に行くつもりだよ。遊真もだってさ。」

「なんで空閑も?」

「嘘のサイドエフェクトでーす。」




俺は情報が正しいか実定めるためだと思ったのだが、空閑が活躍するのはもう一人の為らしい。
エネドラ……だっけ。仲間に殺されたんだよな。




「ふーん……」



***

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HIRYUU - 普通におもしろい (2015年11月27日 14時) (レス) id: 83241cf2e8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2015年11月3日 22時) (レス) id: 6927be5317 (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - 続編おめでとうございます(*´∇`)夢主カッコイイ!これからも頑張ってください!! (2015年10月31日 22時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yukipearl.//  
作成日時:2015年10月31日 22時

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