0050 ページ5
.
仮想戦闘モード。入隊日で使う対近界民のやつはボーダーの集積データから再現された戦闘だ。
それに仮想戦闘モードではトリオン切れはないので思いっきり戦える便利な機能だ。
「居た。…何か騒がしいな。」
「そっすね。……修。」
部屋に入ると騒がしかった。
訓練はもう始まっているはずなので、誰かが凄い記録を出したのだろう。
うわ嫌だ嫌だ。目立つのは嫌だな。
「か、…か、か、か、烏丸先輩!」
っと、女の子の声がする。
木虎だ。…そう言えば木虎って烏丸の事好きなんだっけ?
「おう木虎。久しぶりだな。」
「…珍しいコンビだな。木虎と三雲…」
「…!!(人1)先輩?!え、な、なんで…」
俺もか。
「悪い、バイドが長引いた。どんな感じだ?」
「俺も悪い。」
「問題ないです。空閑が目立ってますけど…」
「まあ目立つだろうな。」
騒がしい原因はあいつか、空閑。
記録を見ると0.4秒。…0.4?!速くね…
俺でも……あれ。俺何秒だったっけ。
「今回も嵐山隊が入隊指導の担当か。大変だな。」
「いえ!そんなこのぐらい全然です!
烏丸先輩、(人1)先輩……最近ランク戦に顔出されてないですね。お時間あったらまた稽古つけてください……!」
あれ、こないだランク戦やったけどな俺。
嵐山隊居なかったっけ。そう言えば…
「いやおまえ充分強いだろ。もうおれが教えることなんてないよ。」
「そんな……私なんてまだまだです。」
照れながら謙虚する木虎が普段の態度と違うので少し驚く。
「そう言えば…木虎と三雲って同い年だよな?」
「?はい。そうですね。」
「そうなのか。じゃあちょうどよかった。
こいつ俺の弟子なんだ。木虎もいろいろ教えてやってくれ。」
「……!?弟子……!?弟子というとその……
マンツーマン(一対一)で指導する的な……?」
あ、木虎。めっちゃ動揺してる。
冷や汗も出てるし。
「そうそう、そんな感じだ。だいぶ先は長そうだけどな。」
「すいません……」
固まる木虎。なんか悲しいな。
烏丸も烏丸で「そうそう」なんで普通に言うなよな。そして三雲はすっごい申し訳なさそうな誤り方。
「…………」
*****
中途半端ですいません。
次行きますね〜
165人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
HIRYUU - 普通におもしろい (2015年11月27日 14時) (レス) id: 83241cf2e8 (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2015年11月3日 22時) (レス) id: 6927be5317 (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - 続編おめでとうございます(*´∇`)夢主カッコイイ!これからも頑張ってください!! (2015年10月31日 22時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yukipearl.//
作成日時:2015年10月31日 22時