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「チッ!ここでやられると思わないでよね!」
「…………。」




血迷ったのかアレンは刀を持ちながら俺目掛けて走ってきた。

ていうかほんとに面倒くさいなあ…





「ほんと……隙あるの気づかない?」
「何!?五月蝿い!!」




はあ……性格が変わるのかこいつは。

スルリと軽々しく避ける。
背後ががら空きになったアレンは直ぐ様方向を変える。が、もうそこには俺は居ない。




「ごめんな。もう終わりだ。」
「……!!!」




《漆風》を起動。
長さを長くし、地面でキョロキョロ俺の姿を探しているアレンに向かって放つ。




「あ、ああ…、ああああ!!!!!」
「…………宇佐美。」
『はいはい、橘さん。』




トリオン体が解け、地面に倒れ込むアレン。
しばらく見た後、宇佐美に連絡を取った。




「人型捕らえた。どうすればいい?」
『えっ殺しちゃったの?』
「いや、峰打ち。今は気を失ってるよ。」
『ああ捕虜か…。んーじゃあ車行くように言うね〜その間見てて下さい。』




「了解」と言って無線を切る。
さてと…こいつ起きるの待ってるか。
ビルの屋上から着地し、近くの瓦礫に座った。

しっかしほんとに似てんな妹に………。
生きてりゃ19か…あいつも高校生…。




「はっでに暴れたもんだ……幾ら何でもやり過ぎだろ」




辺りを見回してみる。警戒区域外だと言うのに周りの家は壊れ、地面は罅割れていた。




「……んっ」
「!!起きたか。おい。」




するとアレンが目を覚ました。
近くに行き、声をかけると「ああ、やられたのね…」と苦笑いを浮かべた。




「一つ聞いてもいいか。」
「ええ…というかもう何でもいいわよ。」




随分態度がいいなと思いながら俺はアレンに聞いた。









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「何故お前は妹の顔をしている。」









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HIRYUU - 普通におもしろい (2015年11月27日 14時) (レス) id: 83241cf2e8 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます!これからも頑張ってください! (2015年11月3日 22時) (レス) id: 6927be5317 (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - 続編おめでとうございます(*´∇`)夢主カッコイイ!これからも頑張ってください!! (2015年10月31日 22時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らある | 作者ホームページ:http://kain00765467/yukipearl.//  
作成日時:2015年10月31日 22時

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