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「なんだって？」
「迅と合流しろだってさ。」
「え！？迅さんと！？いいな！」
羨ましそうにする緑川にツッコむ。
わざわざ行くなんて面倒いわ…。だったら緑川行けばいいじゃん。一石二鳥だろ？
「迅…！」
「うわ、また秀次がしかめ面になった！」
そっちでは漫才をやっているそうで。
こっちじゃ緑川が「いいな迅さんいいな」コールをさっきから絶えることなく続いている。
出水は……そんな奴らを見てる。
「取り敢えず俺は行くわ。こっちは任せた。」
「任させた！！」
「「緑川うっせえ。」」
出水と米屋が緑川にツッコむ。
俺は苦笑いを浮かべながらトリガーを解除して迅がいる方向に走っていった。
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「おおー(人1)先輩お疲れ。さっきぶり〜。」
「はあ…はあ…はあ…つ、疲れた…流石に…。」
「あらら…」と見てくる迅。
そりゃ真反対の所から走ってきたんだ。疲れるわ…
取り敢えず今は迅に怒りを覚えておく。
そしてもう一つ。今こいつなにやった……
「天羽……お前やる事が人間離れしてんぞ。」
「………橘さん。」
「はあ…。まあいいけど…。」
サイドエフェクトで迅が北西にいると見え来てみると岩に座ってる少年、天羽月彦(16)が迅と会話をしていた。
が、周りが殺伐としている。建物が無い。
こいつ…被害を無くしたのは良いものの、全てを壊していいなんて言われてねえぞ。
「さてと！いこっか(人1)先輩！」
「もういいのかよ。」
「うん。それじゃ天羽、頼んだぞ〜」
手を振って東側に歩き始める迅を追いかける。
よくわからないが、終わったらしいのでまあいいだろう。
「で、どこ行くんだよ。何すんだよ。」
「ん？んー。えっとね〜」
と勿体振る迅の横腹に平手を埋め込む。
「ぐふっ」と変な呻き声を上げ、「いったいな！」と俺に怒鳴ってくる。うるさい。
「今そんな状況じゃねえだろ。わきまえろ。」
「……すいません。」
「で、今どこに向かってんだ。」
「南西です」と言う。逆だよな。うん。
俺は走るぞと言い、迅を急がせる。
「このままでいいから…お前の見えてる状況教えろ。どんなんなんだ。予知は。」
「ちょ〜っとやばいかも…。」
「はあ！？やばいって…どんなん。」
曇る迅。はあ…。大丈夫か？ほんとに…
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HIRYUU - 普通におもしろい (2015年11月27日 14時) (
レス) id: 83241cf2e8 (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2015年11月3日 22時) (レス) id: 6927be5317 (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - 続編おめでとうございます（*´∇`）夢主カッコイイ！これからも頑張ってください！！ (2015年10月31日 22時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らある
| 作者ホームページ：http://kain00765467/yukipearl.//
作成日時：2015年10月31日 22時
