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「おい。危ねえねぞ。」
「大丈夫大丈夫。トリオン体だし。」
「いや…そうだけど。」
今日は風が強い。しかもでっかい基地の屋上なので吹かれて飛ばされでもしたらヤバイ。
まあ俺はフェンス越しだから安全(多分)
「先輩も来たら〜〜？風気持ちいいよ？」
「いや……遠慮しとくわ。」
「そう？」
「おう」
迅は空を見つめはじめる。
けれども青空だ。この間台風来たからな。
「んんんー…いいね〜気持ちいいわ」
「寒いけどな…。」
「もー！そんな薄着だから！」
「え？そうか？ってお前トリオン体だから温度感じねえだろ。」
「いやあ…傍から見ててそれはちょっと…」
言われて自分の服装を見る。(設定のイメ画)
そんなに寒そうな服に見えるか…？
「ま、いいよ。別に。」
「そ、そう？そっか…。」
「おう。あ、所でさ」
「ん？」
「お前って…その…なんだ。」
「ためないで言っちゃってよ」と迅。
いや真面目に…なんだっけ。
「その…なんだ。忘れた。もういいや。」
「え！？なにそれ！」
「五月蝿えな……。」
思わず耳を塞いでしまう。声でっけえ…。
「忘れないでよ気になっちゃうじゃん。」
「だから…もういいって言ってんだろ。」
「それでも俺は気になるのー。」
「知るか。」
「相変わらずの毒口だなあ。」
と言う迅に《漆風》を向ける。
迅はごめんごめん！と手をふる。
俺はコートに黒トリガーをしまい、再び寄りかかった。
「あっぶね…。容赦なさすぎ…。」
「変な事言うからだ。」
「嫌だって本当の」
「やっぱり切って欲しいか。」
「ゴメンナサイ。」
実力派エリートの名が泣ける。
そもそもその名前に笑っちまうが。
すると雰囲気が変わって
「………。」
「？おい迅？どうした。」
「………うお。早いな。」
「？………！まさか……。」
「どうやら…そのまさかなようで。」
予感が的中してしまった。悪い予感が…。
迅は首にかけているメガネ？サングラス？のようなものをかけ、俺は《漆風》を手にした。
チチチチチチチチ
「緊急招集？」
「みたいだな。……どうやらヤバそうだ。」
「ざっと見50……。増えすぎだろ……。」
さっきまで青空だったのが嘘のよう。
あたりは一面真っ黒で覆われ、警告があちらこちらで鳴っている。
「アフトクラトルか。」
「そうだったら目印は頭の角ですよ。 」
「了解。…角？角…。」
「細かい事は後々！！行くよ(人1)先輩！」
「あ、ああ…。」
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HIRYUU - 普通におもしろい (2015年11月27日 14時) (
レス) id: 83241cf2e8 (このIDを非表示/違反報告)
玲 - 続編おめでとうございます！これからも頑張ってください！ (2015年11月3日 22時) (レス) id: 6927be5317 (このIDを非表示/違反報告)
minori♪(プロフ) - 続編おめでとうございます（*´∇`）夢主カッコイイ！これからも頑張ってください！！ (2015年10月31日 22時) (レス) id: fc9269d5d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らある
| 作者ホームページ：http://kain00765467/yukipearl.//
作成日時：2015年10月31日 22時
